不動産投資型クラウドファンディングとは?

公開日:2020-09-04

不動産投資型クラウドファンディングは、不動産特定共同事業法に則り不動産会社などの事業者が、投資家から集めたお金でファンドを組成し利益を配当する投資手法のことを指します。
不動産事業者は、匿名組合を締結し投資家からお金を集めます。
そして集めた資金で不動産を購入し、家賃収入や売却益から、投資家に対して利益を配当します。不動産投資型クラウドファンディングにより、個人が小口から不動産を購入することが可能となり不動産投資がより身近なものになったのです。

また不動産投資型クラウドファンディングは、不動産事業者などが不動産を直接運営しているため、匿名組合への出資者である投資家は自分で不動産を購入したり、利益を出すための作業が不要です。
出資額に応じて定期的な配当を受け取ることができます。

秩父に応じた定期的な配当を受け取ることができる投資手法となっています。

不動産投資型クラウドファンディングに関する不動産特定共同事業法は、国土交通省が主に管轄をしています。
不動産特定共同事業法は2013年、2017年、2019年と改正が相次いでいます。
インターネット上での契約締結が可能になったこと、また小規模事業者でも参入しやすくなったことなどから不動産投資型クラウドファンディングを参入する不動産事業者が増加しています。

またインターネット上で資金を募集するためには、通常第二種金融商品取引業登録が必要です。
しかし、不動産特定共同事業法に則った不動産投資型クラウドファンディングであれば、第1号第2号と呼ばれる比較的小規模の案件組成になるので、第二種金融商品取引業登録を行う必要がありません。
一方で1億円を超える大規模な案件の場合は、第3号、第4号の登録が必須です。