上場企業

公開日:2020-10-01

企業が事業活動をするうえで、資金調達をする方法の一つとして株式を発行するという方法があります。発行された株式を購入するということは、その企業に出資をすることになり、企業は出資をしてくれた投資家に対して発行する証券である株券を発行します。ただし、企業の株式はすべての企業が購入できるわけではありません。自由に売買できない企業の株式を「未公開株」というのに対し、証券取引所に公開して株式を自由に売買できる企業のことを「上場株式」といいます。
日本の代表的な証券取引所には「東証一部」、「東証二部」、「JASDAQ」、「マザーズ」があります。
それぞれの証券取引所には上場するための要件があり、株主の数や流通株式数、時価総額、純資産額などを満たさなければ上場することはできません。
上場することのメリットは以下の通り。
① 上場をしているということは、各証券取引所の水準をクリアしているため一定の会社規模であることが保証され、社会的な信用が高まります。
② 各証券取引所を通じて、幅広く資金調達をすることが可能になります。
③ 社会的評価が高い企業であるという認識が高まり、優秀な人材が集まります。
上場することのデメリットは以下の通り。
① 証券取引所を通じて自由に売買できるため、敵対的な買収などのリスクにさらされることがあります。
② 株主には「経営参加権」があり、会社の重要な意思決定に関与する権利があります。したがって、経営者は株主によって自由な経営が妨げられることがあります。