2022年12月 上田つきみ ソーシャルレンディング投資記録 #25

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2022年12月クラウドバンクの投資記録(上田つきみ)

今月は先着方式のファンドに1つ申し込みができました。抽選方式にも申し込んだのですが、すべて落選…。抽選は倍率が高いですね。

年末なので、今月の収益に加え、2022年を通した収益についても振り返っていきます。今月投資したファンドや、投資したかったものの抽選に外れたファンドについても紹介します。

2022年12月の資産状況・分配金

2022年12月の資産状況と分配金は以下のとおりです。

総資産:410,551円
運用中:287,919円
準備中:102,000円
申請中:0円
未投資:20,632円

2022年12月の分配金(源泉徴収後)
円建:1,088 円

最近の分配金は月1300円程度だったのですが、今月は1000円程度と少なくなってしまいました。先月タイミングを逃して投資できず、運用額が少なくなったことが主な原因です。今月は新たに約10万円の投資をしたので、来月か再来月以降は持ち直してくれると思います。

それでも未投資の金額が2万円ほどあるのは、抽選に申し込んでいたのが落選となり、資金が戻ってきたからです…。抽選方式のファンドは利回りが高いなど人気の傾向にあり、申し込んでもなかなか当選できません。

さて、年末なので2022年を通した収益についてもまとめていきます。

総資産:410,551円
分配金(税引前):19,738円
源泉徴収税:3,923円
収益(税引後):15,815円
利回り(年利):5.05%

税引前の利回りは5.05%と、5%を上回ることができました。他の投資方法でも達成できる水準ではありますが、投資信託など手軽な金融商品ではなかなか難しいと思います。案件の詳細から投資申し込みがオンラインで完結する手軽な投資方法で、ここまで利回りが高いのは、ソーシャルレンディング以外にはあまり見られません。

ソーシャルレンディングは利回りが高いのもポイントなので、欲を言えば6%程度を狙いたいですが…最近は4~5%程度の案件が多い印象なので、5%以上を狙うのは難しいかと思います。他のサイトならまだしも、クラウドバンクは貸し倒れを出さずに安定的な運用をしているので、利回りが落ち着いてくるのは当然と言えます。

「投資家に損失が発生したことがない」というのは、ハイリスク・ハイリターンのソーシャルレンディングの中で、クラウドバンクが群を抜いている長所です。今後もこのような運用ができることを期待し、来年も投資していきます。

2022年12月に運用が終了したファンド

今月は1つのファンドの運用が終了し、払い戻しが完了しました。収益性を振り返っていきます。

太陽光発電ファンド第2170号

『太陽光発電ファンド第2170号』は、クラウドバンクではおなじみの太陽光発電事業者に融資を行うファンドです。目標利回りは4.7%と、同じような案件と比べると若干低めです。運用期間は14ヶ月が予定されていました。

実際の運用利回りは5.0%だったので、予定よりも少し高くなったことになります。平均運用率は100%で、無駄なく運用されたようです。

もちろん貸し倒れなどで投資家に損失が発生することはなく、しかも目標利回りを上回る結果になりました。クラウドバンクでは、投資を受け付ける際に公表する目標利回りよりも、実際の運用の利回りの方が高くなることが珍しくありません。少なくとも、私が投資した案件では大部分がそうでした。

過度な期待は良くないと思いますが、上回ったら嬉しいですし、収益レポートを見直すのが楽しみになります。

2022年12月に投資したファンド

今月投資を申し込んだファンドは1本です。どのようなファンドなのか、詳しく紹介していきます。

「円投資」カリフォルニア不動産ローンファンド第273号

『「円投資」カリフォルニア不動産ローンファンド第273号』は、日本円でカリフォルニア不動産に投資できるファンドです。

投資した資金は、この投資記録でも毎回解説している「ローン・パーティシペーション・アグリーメント」という契約への参加資金の支払いに使われ、収益が還元される仕組みです。間に他の企業を挟むので契約が複雑になっていますが、収益源となるのはカリフォルニアの不動産なので、基本的には「カリフォルニアの不動産への投資」と捉えられます。

目標利回りは5.1%とまずまずの水準です。私は5%を上回る案件を中心に投資しているので、良い案件が来た、という感じです。

このファンドに10万2000円という中途半端な金額を申し込んだのは、抽選に落ちまくる焦りがありまして…。抽選は外れるし、高利回り案件の先着方式には間に合わないしで、10万円以上の資金が貯まっておりました。資金を眠らせても1円も生まれないので、もったいないと思い、まとまった金額を投資することにしました。

抽選方式は倍率が高くて当選しにくいし、先着方式は高利回り案件だと申し込みが殺到してすぐに募集が終了してしまいます。人気がある証なので嬉しい反面、自分の投資機会が減るのはつらいものがありますね。

2022年12月の抽選方式のファンド

今月は抽選方式のファンド3つに申し込みましたが、いずれも落選となりました。

  • 上場企業事業拡大支援ファンド第258号
  • 不動産担保型ローンファンド第676号
  • バイオマス発電ファンド第376号

各ファンドに1万円ずつ投資を申し込んだのですが、すべて外れてしまいました。

今回も倍率が高かったです。目標金額に対する抽選申込金額の倍率を計算すると以下のとおりです。

  • 上場企業事業拡大支援ファンド第258号:40.9倍
  • 不動産担保型ローンファンド第676号:9.27倍
  • バイオマス発電ファンド第376号:36.3倍

30~40倍という高倍率の案件があり、申し込みが殺到していたことがわかります。目標利回りに比例しているようで、6%前後の案件は30~40倍、5.1%の不動産担保ローンファンドは10倍を下回っています。

申し込みが比較的少ない案件でも目標の10倍近くの応募があるのだから、抽選に外れても仕方ないですね…。ですが、倍率の低い案件を狙うなら利回り5%前後からでしょうか。6%前後のファンドは先着方式でもなかなか登場しないので、申し込む人が多く倍率が高くなっているのだと思います。

ほぼ外れるだろうとわかっているファンドに申し込むと、その資金の別の投資機会を逃すかもしれません。今後は比較的当選しやすそうな利回り5%前後の案件を狙っていきたいと思います。

まとめ

先月まではタイミングが合わず投資ができなかったので、その間に償還された資金を投資できず、分配金が減ってしまいました。今月は新たな投資ができたので、来月か再来月には元通りの水準に戻ると期待しています。

相変わらず、抽選方式は競争が激しいです。倍率30~40倍となると、ほとんど当選できないので機会損失の方が気になってきます。

今後、私は高倍率のファンドに申し込むのはやめて、10倍前後に落ち着きそうな目標利回り5%程度のファンドを中心に申し込んでいこうと思います。考え方は人それぞれですが、投資機会を失うと、「別の案件に投資していれば分配金が得られたのに」ということになりかねません。

2022年も貸し倒れがなく運用ができたので、引き続きクラウドバンクを利用していきます。2023年も分配金を再投資し、コツコツお金を増やしていきたいと思います!

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