2021年9月 上田つきみ ソーシャルレンディング投資記録 #10

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8月のクラウドバンクは、風力発電ファンドや中小企業支援型ローンファンド、不動産担保型ローンファンドなどいろいろな案件が募集されました。今月も1000円以上の分配金が出ており、順調に運用できています。新たに投資したファンド、見送ったファンドを中心に、詳しく紹介していきます。

2021年8月の資産状況・分配金

2021年8月の資産状況と分配金は以下のとおりです。

総資産:388,382円

  •  運用中:356,669円
  •  準備中:31,000円
  •  申請中:0円
  •  未投資:309円+$3.68

2021年8月の分配金(源泉徴収後)

  •  円建:1,024円
  •  ドル建:$0.36

今月は3万円を入金し、約1000円の分配金と合わせて新たに投資をしました。元本が30万円を超えてからは新規の入金はしていませんでしたが、今月は利回りが高く魅力的な案件があったので、3万円入金して投資をしました。

新たに投資をしなくても、毎月1000円程度の分配金はいただけます。30万円円の投資で毎月1000円はかなり利回りが高いほうです。ほかの投資方法だとなかなか実現できず、ソーシャルレンディングならではだと思います。

クラウドバンクを始めたのが2020年8月で、元本合計は38万721円です。現在の資産が38万8382円なので、1年で7661円の利益が出ています。少なく感じられますが、最初は2万円ほどの少額で投資を始めたことを踏まえると、比較的大きな利益が出ています。これからの1年では、年間1万円以上の利益を狙える状態となっています。

2021年8月の元本償還

今月の元本償還はありませんでした。私が投資しているファンドでは、いずれも遅延や貸倒等の事故は起きていません。

11月に償還予定のファンドがあるので、来月からは徐々に元本の償還が発生すると思われます。

2021年8月に投資したファンド

私が今月新たに投資をしたファンドは1本でした。目標利回りが6.7%と魅力的だったまて、ほとんど即決でした。ただし懸念事項がないわけではないので、どのようなファンドなのか詳しく紹介していきます。

中小企業支援型ローンファンド第897号

入金した3万円と分配金1000円を「中小企業支援型ローンファンド第897号」に投資しました。

クラウドバンクでは中小企業への融資をまとめて「中小企業支援型ローンファンド」などの形にし、融資を行うことがあります。本案件も同様ですが、融資先は太陽光発電事業を営む会社と明らかになっています。

クラウドバンクでは「太陽光発電ファンド」も募集されています。何が違うのかというと、「太陽光発電ファンド」はソーラーパネルの設置など、主に発電所の開発資金として融資します。

一方、今回は開発資金の融資ではなく、あくまでも「太陽光発電事業を営む会社への融資」となっています。融資した資金が必ずしも開発に使われるとは限りません。会社の運転資金を融資する、ということですね。

こうした募集は特殊なので、「発電事業がうまく行かず、運転資金の融資も引きないと回らないのかな」など不安もありました。担保の評価額は充分なように思いましたが、ひとつの担保で何重の融資をしているかわからず、貸し倒れ時にどれくらい元本を回収できるかは未知数です。

それでも投資すると決めたのは、想定利回りが6.7%と非常に魅力的だからです。また、クラウドバンクはこれまでに元本割れを発生させたことがなく、元本の回収に対しては信頼を置いています。数十万、数百万の投資だったら二の足を踏みますが、約3万円ですし…今回はリスクを承知の上で投資を申し込みました。

投資を見送ったファンドの分析

8月は案件が豊富だったので、申し込みしやすい月でした。風力発電ファンドが魅力的で、先にこちらが募集されていたら、太陽光発電ではなく風力のほうに投資を申し込んでいたと思います。

投資できなかったけど良さそうなファンド、見送ったファンドについても紹介していきます。

風力発電ファンド第243号

「風力発電ファンド第243号」は、風力発電事業を行う会社に資金を融資するファンドです。資金は発電所の開発資金や運転資金として使われます。

目標利回りが6.7%と高くて魅力的だからか、募集開始から約10分で満額に到達してしまいました。以前のクラウドバンクなら7%前後の利回りは珍しくありませんでしたが、最近は利回りが低下しており、4%や5%台の案件が中心なので、利回りが6%を超えると申し込みが殺到するのだと思われます。募集金額が少なかったことも影響しているでしょう。

今回の風力発電ファンドは担保の評価額も申し分ないので、私も申し込みたかったです。今月はすでに太陽光発電の中小企業支援型ローンファンドに投資したあとだったので、風力発電ファンドへの投資は見送りました。同じような案件が来月以降も登場したら、申し込みを検討します。

不動産担保型ローンファンド第596号

風力発電ファンドのように魅力的な案件もあった一方で、あまり人気がないのが不動産担保型ローンファンドです。数本募集されていますが、満額には到達していません。残りの募集日数が1日と少しですが、少ししか応募がないファンドもあるほどです。それでも案件が成立するのか見守りたいと思います。

目標利回りは4.6%と5.2%の案件があり、一般的な投資方法に照らすと標準化やや高め位の利回りではあります。しかし、せっかくソーシャルレンディングで投資をするならもう少し利回りが欲しい…と考える投資家が多く、まだ満額に達していないのだと思われます。

また、どのようなファンドなのかわかりにくい説明のため、投資を見送った人が多いのではないでしょうか。「ローン・パーティシペーション」など専門用語が多く、不慣れな方にはわかりにくい説明文となっています。

ローン・パーティシペーションについて簡単に解説していきますが、まず最終資金需要者が金融機関とローン契約を結んでいることが前提となります。ローン・パーティシペーションとは、ローン契約は維持したまま、投資家が金利支払請求権と元本返済請求権の分配に参加することです。投資家は参加権購入代金を支払い、金利のような利益を受け取ります。

ざっくり簡単に言ってしまえば「又貸し」のような仕組みです。金融機関が最終資金需要者にローンを貸し付けますが、その参加権を投資家が買うので、投資家→金融機関→最終資金需要者という流れでお金が動きます。返済は逆の流れになります。

本ファンドはクラウドバンクを仲介するので、又貸しの流れはさらに長くなります。クラウドバンクの投資家→クラウドバンク→融資先企業→金融機関(またはそれに準ずる企業)→最終資金需要者です。返済は逆の流れです。

利益を担うのは最終資金需要者ですが、間の中抜きが多すぎると思われますし、私としては、きちんと利益が出るかは疑問です。同じように考える方が多く、満額に達していないのかもしれません。

クラウドバンクの今までの融資元本回収率は100%ですし、実績から言えば今回の案件もさほど心配いらない可能性もあります。しかし、自分が理解しきれない案件への投資をしないことも、大きな失敗を防ぐ大事なポイントです。

まとめ

8月もいろいろなファンドが募集されました。私の申し込みは1本でしたが、今後も申し込みを増やしていきたいと思います。

今後も案件の詳細をよく読み、収益構造を理解できるファンドに投資をしていきます。月々の分配金は1000円以上をキープできるよう、頑張ります!

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