2021年2月 tabikome ソーシャルレンディング投資記録 #7

公開日:

兼業投資家でwebライターのtabikomeです。

ソーシャルレンディング投資報告7回目となりました。

今回の内容は

です。

私の周りでも投資をはじめる人が増えてきました。株式投資や仮想通貨などさまざまな投資先がありますよね。

しかし値動きが激しい投資先はリターンが大きい分、リスクも伴い万人向けではありません。そこでおすすめしたいのが『ソーシャルレンディング投資』です。

普通預金よりも利回りが高く、一度投資すればほったらかしでも資産運用ができます。私のようにサラリーマンとして働きつつ、投資や副業をしている方にも取り組みやすいです。

そこで個人投資家がソーシャルレンディング投資で、どれくらい配当金を受け取っているのか知りたい方もいるでしょう。私のソーシャルレンディング投資の収益が参考になれば幸いです。

ソーシャルレンディング投資の配当金公開

2021年2月度のソーシャルレンディング投資の配当金を公開します。

LENDEX:14,864円

でした。

LENDEXで投資しているファンド

LENDEXで投資中のファンドは

  • 不動産担保付きローンファンド 174号
  • 不動産担保付きローンファンド 239号
  • 不動産担保付きローンファンド 245号
  • ローンファンド 206号
  • ローンファンド 209号
  • ローンファンド 218号
  • ローンファンド 223号
  • ローンファンド 224号
  • ローンファンド 248号
  • ローンファンド 253号
  • ローンファンド 254号
  • ローンファンド 261-3号

です。

新たに投資したファンドは

  • ローンファンド 262号
  • ローンファンド 265号
  • ローンファンド 271-2号

です。

上記のローンファンドは3月以降に配当金が支払われる予定なので、収益はありません。

LENDEXの配当金

税引き配当金は14,864円でした。投資しているファンド数が多いため、キャプチャー画像でご紹介します。


先月に比べて収益が4,000円ほど増えました。12月に投資したファンドの配当金が振り込まれたので増額しています。

今月は10万円ほど追加入金をして、ファンドに投資を行いました。毎月コンスタントに投資をしていくことで、収益の増加を図っています。

LENDEX公式サイト

はじめてソーシャルレンディング投資で返済遅延の発生

ソーシャルレンディング投資をはじめてから3年目、ついに私も返済遅延を経験することになりました。

返済遅延案件の詳細

今回返済の遅延が発生している案件の詳細を紹介します。

取り扱い会社:クラウドクレジット

対象ファンド:【円建て】マイクロローン事業者ファンド43号

表面利回り:年4.2%

運用期間:2020年4月~2020年10月(7ヵ月)

分配金支払い年月:2020年11月

分配金支払い方法:満期一括

このファンドはクラウドクレジット・ファンディング合同会社に出資金を預けます。その出資金をクラウドクレジットのエストニア子会社、Crowdcredit Estonia OÜに貸付けします。

Crowdcredit Estonia OÜはこの借入金を、キプロスの金融事業者であるIDF Holding Limited(以下「IDF社」といいます)へ貸付けをする内容です。

これまでマイクロローン事業者ファンドは償還実績があり、クラウドクレジット上での『期待される最終リターン』評価がAでした。ある程度信頼できるファンドであると判断して、投資することを決めました。

返済遅延案件の原因と進捗状況

詳しくは記載できませんが、新型コロナウイルスが影響しているとのことです。

私が投資している案件のみならず、マイクロローン事業者ファンドシリーズが返済遅延の対象となっています。現在ば延長後の投資期間が長いファンドから分配を行っている状況です。

当初の分配金支払い期間は2020年11月でしたので、すでに3か月が経過しました。マイクロローン事業者ファンドシリーズは数が多いため、投資したファンドの返済はまだ時間がかかると思われます。

返済遅延案件を経験して考えたこと

投資をしている以上、このような事態が起こるのは仕方がありません。リスクとリターンは対になっています。リターンを得るためには、ある程度のリスクを背負わなくてはなりません。

ここで思い出されるのが投資の格言『卵は一つのカゴに盛るな』です。卵を一つのカゴに盛ると、落とした時にすべて割れてしまうかもしれません。卵は複数のカゴに盛って、リスクを分散せよ、といった内容です。

これは分散投資をしないと、重大な事案が起きた場合に資金を失ってしまうかもしれないことを教えてくれています。

ソーシャルレンディング投資は投資をした後は、運用期間が終わるまで特にやることがありません。

株や仮想通貨などと違い、値動きがないので日々の評価損益を気にしなくて良いです。損失が気になってしまう方は評価損益に気をとられて、仕事に集中できなくなる可能性があります。いわゆるほったらかしでも運用してくれるので、仕事が忙しい方にはとても助かる投資といえるでしょう。

しかし損切の概念がありません。すぐに手元に資金を回収できないのです。今回の返済遅延案件が起こった場合、分配金はいらないから出資金を回収したいと思った方もいるのではないでしょうか。

ソーシャルレンディング投資を行う上で、メリットとデメリットを改めて考える必要があります。

返済遅延案件を受けて、これからの投資戦略

未だに分配と償還が行われていない状況ですが、これからどう投資戦略を立てていくのかを考察しました。

出資金を減らす

各ファンドに出資する金額を減らします。例えば今まで10万円分出資していたところ、5万円に減らすことでリスクを抑える方法です。

分配金が減ってしまいますが、投資するファンドを増やせばある程度解消されます。

出資するファンドを増やす

出資金を減らす代わりにファンドに応募する回数を増やします。これまで10ファンドに投資していたのなら、20ファンドに増やすなどの対応です。

またファンドだけでなくソーシャルレンディング会社への分散も行います。クラウドバンクやSBIソーシャルレンディングなど、調べればいくつも候補が上がるでしょう。

気になった会社はとりあえず口座を開設しておくと、機会損失を防げるのでおすすめです。

ソーシャルレンディング以外の投資先も検討する

投資はソーシャルレンディングがすべてではありません。株や投資信託、金に不動産など多くの種類があります。

ソーシャルレンディング投資で経験を積んでいるのであれば、他の投資先に目を向けるのもありでしょう。ちなみに私は株や不動産などにも投資しています。いくつか分散していれば、何かひとつに損失が生じても、全体でカバーできるのでおすすめです。

まとめ

ソーシャルレンディング投資2月度の分配金の公開と、返済遅延案件の紹介などを行いました。

ソーシャルレンディング投資を行ってきて、はじめての返済遅延案件に該当したわけですが、仕方がないことです。投資はリスクがあるので、いつかはこのような事態に出くわすことは珍しくありません。

しかしこれからもソーシャルレンディング投資は続けていく予定です。リスク管理は今まで以上に行い、分配金を得ていこうと考えています。

この記事を読まれた方も分配金だけに目を向けず、リスク管理を行ってはいかがでしょうか。

 

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