兼業投資家でwebライターのtabikomeです。
ソーシャルレンディング投資報告4回目となりました。
今回の内容は
- 11月度ソーシャルレンディング投資の配当金公開
- 落選した案件と概要
- 分散投資についての個人的見解
です。
個人投資家がソーシャルレンディング投資で、どれくらい配当金を受け取っているのか知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
ソーシャルレンディング投資の配当金公開
2020年11月度のソーシャルレンディング投資の配当金を公開します。
ソーシャルレンディング業者別の税引き後配当金の内訳はCREAL:24円
LENDEX:1,014円
でした。
2社の合計額は1,038円になります。
CREALで投資しているファンド
CREALで投資中のファンドは
- 「ルーブル蒲田壱番館」
です。
「ルーブル蒲田壱番館」の配当金
税引き後配当金は24円でした。
内訳は以下の通りです。
投資金額:10,000円
償還金:0円
分配金(税引き前) :30円
源泉徴収税 :6円
収益(税引き後):24円
LENDEXで投資しているファンド
LENDEXで投資中のファンドは
- 不動産担保付きローンファンド 174号
- 不動産担保付きローンファンド 181号
でした。
新たに投資したファンドは
- ローンファンド 204号
- ローンファンド 206号
- ローンファンド 209号
- ローンファンド 216号
- ローンファンド 218号
- ローンファンド 223号
- ローンファンド 224号
です。
上記のローンファンドは12月に配当金が支払われる予定なので、収益はありません。
「不動産担保付きローンファンド 174号」の収益
税引き後配当金は541円でした。
内訳は以下の通りです。
投資金額:100,000円
償還金:0円
分配金(税引き前) :678円
源泉徴収税 :138円
収益(税引き後):541円
「不動産担保付きローンファンド 181号」の配当金
税引き後配当金は473円でした。
内訳は以下の通りです。
投資金額:100,000円
償還金:0円
分配金(税引き前) :594円
源泉徴収税 :121円
収益(税引き後):473円
落選した案件と概要
応募の結果、残念ながら落選したファンドを紹介します。
PARTNERS Funding Vol.8
10月16日に応募が開始されました。
対象物件:パークウェル文京千石
想定利回り(年利):8.0%
運用期間:92日
募集方式:抽選式
備考:劣後出資割合30%
有名大学や植物園が周辺にあり、治安の良いエリアとされています。運用期間がおよそ3か月と短期間であり、運用利回りの高さが魅力です。
募集金額が1,400万円に対して、応募金額が5,959万円と4.25倍もの応募倍率でした。10万円で応募しましたが、あえなく落選しました。
PARTNERS Funding Vol.9
11月11日に応募が開始されました。
対象物件:ハイタウン駒沢公園第2
想定利回り(年利):9.0%
運用期間:92日
募集方式:抽選式
備考:劣後出資割合30%
交通アクセスのいい立地で大使館があるため、治安が良いエリアです。
募集金額が665万円に対して応募金額が6,819万円でした。なんとおよそ10倍の高倍率ファンドです。今回も10万円で応募したものの、結果は落選しました。
PARTNERS Fundingは応募倍率があがっている
今回2つのファンドで落選しました。すでに「PARTNERS Funding Vol.10」の募集が予定されていますが、相当数の募集金額が集まると思われます。
PARTNERS Fundingはファンドを募集してからまだ9案件しかありません。Vol.1は261%の募集倍率でしたが、直近のVol.9では1,025%とすさまじい人気です。
私はLENDEXやクラウドバンクなど、さまざまなソーシャルレンディング投資を行ってきました。先着順の会社では募集金額に到達するスピードが非常に早くなっており、ファンドによっては開始と同時に申し込みをしないと応募できない状況になっています。
その点、抽選式では応募期間内に申し込みをしておけばいいので、サラリーマンなどの時間の都合がつけづらい人にもチャンスがあるといえるでしょう。私もサラリーマンをしておりますが、時間によっては先着順のファンドには間に合わずに見送ることがありました。
ソーシャルレンディングや不動産投資型クラドファンディングは今後も拡がりを見せると考えていますが、さらに募集金額に到達する時間が早くなると思われます。先着順のファンドに間に合わなそうな人は、抽選式でも応募できるようにそれぞれの会社の特徴をおさえておくといいでしょう。
分散投資についての個人的見解
投資をする上で必ずといっていいほど聞かされるのが「分散投資の重要性」です。私は投資歴が5年目とまだまだ若輩者ですが、個人的見解を述べたいと思います。
分散投資の種類
分散投資は細かく分けると
- 時間的分散:同じ投資先にある一定の間隔をもって投資する手法のこと。例えば月初めに必ず投資するなど、ルールを決めて忠実に守ることが重要。
- 投資先分散:1社に全額投資するのではなく、複数の会社に投資すること。もし1つの会社がつぶれたり問題を起こしても、他の会社のファンドでリターンがとれていれば損失をカバーできる考え方。
- 商品分散:複数のファンドに投資することで、損失のリスクを下げること。投資先分散と考え方は同じ。
の3つです。
株式投資とソーシャルレンディング投資の考え方の違い
株式投資では国内外の株式や債券、投資信託などに分散投資するとバランスの良いポートフォリオが構築できるでしょう。しかしソーシャルレンディングでは考え方が少し異なると考えています。
それは債券が上がれば株価が下がる、などの相関性が見られない商品に投資するからです。
基本的にファンドに投資すれば何もすることがありません。特に問題がない限り、運用期間まで放置していてば配当金が入ります。そのため、株価を見る必要がなくストレスが少ないのが、ソーシャルレンディング投資のメリットです。
しかし一部の会社を除いて、運用期間の途中で解約することはできません。つまりトレードの世界で損を確定する「損切り」ができないのです。よほどのことがない限りデフォルトはありませんが、これまでに遅延や運用会社の問題などは起こっています。
ソーシャルレンディング投資の分散投資の考え方
この事実をふまえると、私たち個人投資家ができることは、投資先分散と商品分散の2つがソーシャルレンディング投資でできることです。時間的分散はソーシャルレンディング投資の性質上、積み立てができるわけではないのであまり関係ありません。
そのため、私は現在投資しているのは
- LENDEX
- CREAL
- CRE funding
- クラウドクレジット
など複数の会社に投資しています。そして現在主力のLENDEXにおいては
- 不動産担保付きローンファンド 174号
- 不動産担保付きローンファンド 181号
- ローンファンド 204号
- ローンファンド 206号
- ローンファンド 209号
- ローンファンド 216号
- ローンファンド 218号
- ローンファンド 223号
- ローンファンド 224号
と9つのファンドに分散投資しています。これからも魅力的な会社とファンド探しは続けていき、分散投資は続けていく予定です。
まとめ
2020年11月度のソーシャルレンディング投資の配当金の報告をはじめ、落選した案件と概要の紹介や、分散投資についての個人的見解をお伝えしました。今月は新規案件に投資する機会が多く、配当金が少なかったです。その分、次月以降は収益増の予定なので楽しみにしています。
ソーシャルレンディング投資をしているとファンドに申し込みできない場合がありますが、これは仕方がないことです。諦めずに複数の会社や案件に応募すると、どれかには投資できます。あらかじめどの会社がいいのか、どのファンドが自分に合っているのかなどを把握しておくとスムーズです。
元本割れのリスクがあるソーシャルレンディング投資ですが、配当金がもらえると投資の楽しさを実感します。投資はすべて自己責任ですが、興味がある人は検討されてはいかがでしょうか。