資産運用は早く始めるに、越したことがありません。
お金がないから始められないと考えてしまう人も多いですが、最近では情報技術の発展により少額からできる投資手法も増えています。
つまり、わずかなお金さえあれば年齢を気にせず投資を始めることができるのです。
そこで、学生の方でも始められるような投資で、なおかつ手堅くお金を増やしていける投資手法を三つを、ここではご紹介します。
学生は投資ができない?
まず多くの方が勘違いしているのですが、学生だからといって投資を始められないということはほとんどありません。
20歳になれば、社会人でも学生でもほとんどの証券会社ので投資を始めることができます。
証券会社では未成年も口座を開設できる
まず証券会社は18歳以上であれば、ほとんどの証券会社で口座を開設できます。
証券会社に口座を開設できれば、株取引や投資信託取引、また FX などの投資を始めることができます。
ソーシャルレンディング会社は20歳になれば口座開設可能
ソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングといった、最近流行している新しい投資手法でも、ほとんどの会社で20歳以上であれば投資を始めることができます。
またソーシャルレンディング会社の中には、年齢制限が無く10歳でも投資を始めることが可能となっています。
自己資金は5万円あれば十分投資を始められる
年齢制限がほとんど無いことがわかったところで、どれくらいのお金があれば投資を始めることができるでしょうか。
極端な話、1円という資金から投資を始めることができる証券会社や、ソーシャルレンディング会社などもあります。
ただし1円の場合、当然ながらお金も増えていきません。ある程度お金が増えていく実感を味わえるほどの金額を用意しておくと良いでしょう。
お金が増える実感を味わいたいのであれば、投資に対する意欲もわいてくるものです。
そのためできれば10万円ほど、それが難しいという場合は5万円程度の自己資金を用意しておきましょう。
これくらいの金額であれば、一か月間アルバイトを頑張るだけでも投資を始めるための自己資金が貯められるはずです。
学生に株式投資は向いている?
投資というと、大半の方は株式投資が最初に思いつくのではないでしょうか。
上場企業の株価は新聞にも載っていますし、ニュースなどでも日経平均株価が取り上げられます。
家族や親戚、友人などが株式投資をやってる人も多いはずです。実際に投資経験談を聞きながら投資できるため、最初の投資に向いています。
社会を知るという意味で投資を始めるメリットは有る
学生の方が株式投資をすることで得られるメリットは、社会の動きを知ることができる点です。
株式投資を行うということは、株を購入する会社のことをよく研究しなくてはいけませんし、業界に関することも研究対象となるでしょう。
そして株をも所有していれば、自然と株価の動向や日本経済の動向などが気になるようになり、社会や経済のことをよく知ろうという意欲が湧くものです。
就職に際して社会の勉強を始める方もいますが、株式投資を行っていれば誰に言われることもなく、自然と社会や経済の仕組みそして動きを気にするようになります。
それは、きっと就職活動にも役立つことでしょう。
資産を着実に増やすのには向いていない
一方で、お金を着実に増やすために株式投資が向いているかと言うとそれはNOです。
株式は相場が変動することで初めて利益が生まれますが、自分の思惑通りに相場が動かなければ、思った通りの利益が生まれて来ません。
初心者でも簡単にお金を増やせるかと言われると、それは決して簡単なことではないです。むしろ、損を出してしまう人の方が多いのではないでしょうか。
もし、株式投資で着実に利益を出すとしたら配当金や株主優待目当てになりますが、そのためにはまとまった単位の株式を持っていないといけません。
株式投資は最近ではミニ株投資もできるので、数十万円物資金がなくても投資を始められるのですが、配当を受け取るためには、株式会社が定める単位株式保有単位を持っている必要があります。小額からの投資では、配当や株主優待はもらえないのです。
学生でもFX投資はできる?
次に耳にすることが多い投資は、 FX (外国証拠金為替取引)ではないでしょうか。
ドル円相場の動きもニュースでよく報道されますし、例えばコロナショックのような大きな経済危機が起こると全世界的に為替相場が大きく変動します。
FX 投資も1万円程度の自己資金から始めることが可能ですし、 FX はレバレッジというシステムを導入しています。
このレバレッジというのは、自己資金の10倍や20倍といった通貨を運用できることを指します。
そのため、1万円の自己資金でも、最大で25万円相当の資金を持っているように投資することができるので。
海外の経済を知ることに役立つ
FX 投資の最大のメリットは、海外の経済動向を把握できる点です。
各国の通貨の変動が FX では利益を生み出す原動力となりますから、日本だけではなく海外の経済の動向にも目を向けなければいけません。
日本社会だけではなく世界経済を知ることができれば、これも就職活動に大いに役立つ知識になるでしょう。
資産運用先としてはリスクが大きい
一方で FX は、資産運用としては大変リスクが大きいです。
先ほど言ったようにレバレッジをかけることはできるため、リターンも大きくなりますがそのぶんリスクも大きくなります。
自分の思惑と逆に相場が動けば、あっという間に自己資金を失ってしまうとになるでしょう。
また相場が24時間動いているので、その場の急激な変動に備えるためには常に相場を監視しておく必要があります。
FX で定期的に一定の利益を出すことは、プロのトレーダーでも大変に困難です。
FX で安定した資産運用することは、大変難しいことだと思っておきましょう。
学生にソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングがおすすめできる理由
株や FX は相場の変動により売却益を得る、キャピタルゲインと言われると投資手法です。
そのため、一攫千金を狙うことができますが、安定した利益を狙うことには向いていません。
特に相場の監視をすることが、大きな精神的なストレスにもつながります。
そこで学生の方には、定期的に一定の配当金が得られるインカムゲインと呼ばれる俊彦そしてその中でもソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングをお勧めいたします。
少額から始められる
何でこの二つの投資を進めるのか、その理由は少額から始めることができるからです。
ソーシャルレンディングも不動産投資型クラウドファンディングも、わずか1万円という自己資金から投資を始められるサイトが多いです。
1万円から投資を始められるので、自己資金が少ないだけではなく定期的にコツコツ積み立てる感覚で、毎月1万円ずつ投信資金を投入することが可能となっています。
”待つだけ”で資産が増える
また不動産投資型クラウドファンディングやソーシャルレンディングは、運用を運営会社が行ってくれるので、投資家自身が資産運用する必要がありません。
不動産投資型クラウドファンディングは資金を投入した不動産会社が、自社で所有する不動産を貸し出して得られた家賃収入を、投資家に配当していきます。
ソーシャルレンディングは投資家から集めたお金を、事業資金を必要とする会社に貸し出し、その金利が投資家の収入になります。
家賃や金利という収入が配当対象となるので、投資家は待っているだけで毎月配当金が振り込まれるようになっているのです。
まだ金利は4%~8%が多く、株の配当金などよりも高いです。
年利6%なら、100万円投資すれば毎月5000円の不労所得が入ってきます。
コツコツ投資することで、将来的には大きな資産を運用できることになるのです。
投資初心者におすすめのソーシャルレンディング、不動産投資型クラウドファンディングサイト
投資これから始める人におすすめできるソーシャルレンディングサイトは 、SBI ソーシャルレンディングです。
その理由は国内最大手のサイトであり、安定した運用実績があるからです。
SBI ソーシャルレンディングは、これまで1500円億ものお金を運用していますが、その中でもほんの0.02%しか、投資家が損失が発生したことがありません。
投資した人の、ほとんどが年利にして6%前後の利益を獲得しているのです。
大手経済グループである SBI グループの傘下である点でも、信頼できるソーシャルレンディングサイトです。
まとめ
学生の方でも、そして僅かな資金でも最近ではどんな人でも投資を始めることが可能になっています。 そこで着実に資金を増やしていきたいのであれば、 FX や株のようなキャピタルゲイン目的の、一攫千金を狙えるハイリターンな投資手法を使うより、ソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングのようなローリスク・ローリターンで着実にお金を増やせる方法を選んでいきましょう。