太陽光・バイオマス・風力・水力発電ファンドへ投資できるソーシャルレンディング案件は?

公開日:

太陽光・バイオマス・風力・水力発電とは?


太陽光やバイオマス、風力・水力発電とは、まずどういった特徴を持つ事業であるのかを見ていきましょう。

地球に優しい自然由来エネルギー発電

太陽光や水力、風力発電は従来の火力発電とは異なり、石油を燃焼させて発電を行っている事業ではありません。自然からもたらされるエネルギーで発電を行うことが出来ます。
そのため地球のエネルギーである石油を燃焼させることもなく、また排気ガスの問題とも無縁です。
バイオマス発電は大豆などの廃棄される殻を燃焼させて発電を行います。
不要な処分対象をエネルギーに転換することができるので、こちらも地球に優しいエネルギーを生み出す事業として注目を集めています。

国の買取価格が保証されている

21世紀に地球に生きる人間の責任として、環境維持を考えながらの経済活動が我々には求められています。
そこで環境を破壊しかねない廃棄をなくし、限られた資源を活用するために先の発電事業は日本国が「FIT制度」として推進しています。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/index.html

個人に依る発電はソーラーパネルによる太陽光発電中心ですが、法人ではこちら

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/surcharge.html

にあるように太陽光以外にも水力や風力、バイオマス、地熱発電事業に取り組むことも多いです。2016年までにFit申請をした法人であれば、20年間固定価格買取が継続されます。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/data/kaitori/2016_fit.pdf

今注目のESG投資

そしてこういった自然由来エネルギー事業を展開する事業者への投資は、近年ESG投資として注目を集めています。
ESG投資とは、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)といった21世紀に適合した社会要素への投資を指します。

自然由来エネルギーはこの3つの中でも環境に該当します。

投資先としての妥当性は


ではこういった自然由来エネルギー発電事業は投資先とし、今後も継続した収益を確保できる可能性があるのでしょうか。
その妥当性を探ってみます。

収益性が安定している

先に紹介したように、自然由来エネルギーは、経済産業省による Fit 制度により、買取価格が保証されています。
発電を維持できる設備を開発し、機能を維持できるのであれば Fit 制度が運用されている限りは一定の収入を見込むことができるのです。
個人ではそういった設備を導入することは難しいですが、法人が事業として展開するのであれば、発電 を続けることは難しいことではありません。
それゆえに、自然由来エネルギー発電事業に取り組む法人も数多くいるのです。

社会貢献的な意義がある

目先の収益だけではありません。
ESG投資とは、言うなれば21世紀の地球に生きる我々人類が、その責任を果たすための投資でもあります。
地球環境を維持するために、環境に優しいエネルギーを開発し、後の世を生きる人類に地球をつないで行きます。
eESG投資に取り込むことは、社会貢献的な意義が大変に大きいのです。
投資で利益を追求するだけではなく、社会貢献を行いたいという人もたくさんいます。 そのような考えを持つ人の受け皿にもなるでしょう。

ソーシャルレンディングで自然由来エネルギーに投資するには


ソーシャルレンディングでも、自然由来エネルギー開発事業に投資することができます。
投資可能なソーシャルレンディングサイトと案件を見てみましょう。

SBIソーシャルレンディング

国内最大手のソーシャルレンディングサイトである、SBI ソーシャルレンディング。
太陽光発電施設のへの融資案件を数多く扱っています。
SBI ソーシャルレンディングがテレビCMを放送した時にも、太陽光発電施設への投資ができるということを一つの売りにしていました。
ソーシャルレンディングの顧客を勧誘する際に、社会貢献的な意義があることをアピールすることが、投資家を取り込むための一つの方法となっていることが分かってきます。

SBI ソーシャルレンディングでは自然由来エネルギー案件では不動産担保を設定していますが、担保価値は発電所の土地としての価値のみです。
融資総額に対して担保価値が非常に小さいことが多いです.

そのため、SBI ソーシャルレンディングは担保で保証を行うのではなく、確実に投資家に配当を行うために融資先の事業の確実性を厳密に審査しています。
募集金額を設定し、事業の運用終了後、施設を融資額以上ので売却できるかどうかを判断して投資家に対して案件を提供するのです。

単純な担保価値はほんのわずかしかないのですが、事業としての収益性が優れていれば、発電所を売却して投資家にお金を返済できるという考え方なのです。
SBIソーシャルレンディングの太陽光発電案件は、投資家に不利益が起こる事態に陥ったことは一度もありません。収益を提供し続けています。

クラウドバンク

国内第二位の募集実績を持つクラウドバンクでは、 SBI ソーシャルレンディングより多彩な自然由来エネルギー開発案件を展開しています。太陽光、バイオマス、風力、水力と四つの発電を行う事業への投資が可能となっています。
クラウドバンクも自然由来エネルギー案件で、投資家の損失を発生させたことはありません。安定した収益を提供しています。

Funds

上場企業への融資を中心とするFunds。
Fundsでは、2020年末から ESG投資の案件を扱うと発表しました。Fundsはこれまで多様な提携先と案件を組成しながら、毎月の募集希望は1〜2億円とするほど大きくありませんでした。

しかし、ESG 投資案件を組成することで、毎月10億円規模の案件を投資家に提供していきたいとしています。これからのFundsの取り組みに注目が集まります。

まとめ


地球人類として考えるべきである、自然由来エネルギー開発案件。
ソーシャルレンディングサイトでもこの分野の案件は以前から扱われており、投資家に対して一定の配当を続けることを成功させています。
Fit 制度にその収益を左右されがちですが、Fit制度がは運用されている間はまだまだ十分取り組む価値のある事業だと言えるでしょう。
投資先の一つとして、是非とも検討されてみてください。

CrowdCrossからの4月の登録数No.1!

【年利8.0%】新興国向けの不動産クラウドファンディング 「TECROWD

4/15募集開始の2号ファンドが販売開始直後で完売。事前の無料の口座開設をおすすめします。

tecrowd

Twitterでは最新のファンド情報を毎日、LINEでは毎週金曜日に最新情報をお届けします。

友だち追加