SOLMINA(ソルミナ)はどんなサービス?再生可能エネルギー案件に特化

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2021年2月1日にHPを公開した新しいクラウドファンディングサイト「SOLMINA(ソルミナ)」。再生可能エネルギー案件に特化しており、エコ投資が可能です。

運営会社の親会社は上場企業であり、再生可能エネルギー事業の経験は豊富なようです。また、SOLMINAはソーシャルレンディングや不動産投資クラウドファンディングではなく、ファンド型クラウドファンディングであるという特徴も。

このページでは、

などを詳しく解説していきます。

SOLMINA(ソルミナ)とは

SOLMINA(ソルミナ)は、自社サービスのことを「地球にエコなクラウドファンディング」と表現しています。

SOLMINAで取り扱う予定の案件は、CO2削減に寄与する再生可能エネルギー案件です。

そのため、以下のように、社会性と収益性の両輪を追求するとのこと。

  • 社会性 投資することで環境問題解決につながり社会貢献になる
  • 収益性 投資することで分配金がもらえる

SOLMINAという名称は、「SOLution(ソリューション:解決策)をMINA(みんな)で」という想いが込められているそうです。

2021年2月1日にHPを公開し、HP公開と同時に会員登録の受付を開始しました。まだファンドは募集されておらず、ファンド情報も公開されていません。

今後の募集から目が離せないところです。

SOLMINAの仕組み

SOLMINAは、ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)や不動産投資クラウドファンディングではなく、ファンド型クラウドファンディングです。

ファンド型クラウドファンディングとは、個人投資家がクラウドファンディングサイト(ここではSOLMINA)を通じて、特定の事業やプロジェクトに投資できる仕組みのこと。なお、SOLMINAでは「事業型ファンド」と表現しています。


簡単な流れは以下のようになります。

1.投資家は、好きな事業ファンドに投資

2.投資家からの出資資金を元手に、企業(図では事業者)が事業を行う

3.その事業で得られた収益を、SOLMINAが収集し、投資家に分配

一般的にファンド型クラウドファンディングでは、投資家は事業収益に応じた金銭的リターンを受け取るので、投資する事業の売上に応じて利回りが上下します。

なお事業がうまくいかないことも考えられるので、元本割れするリスクはあります。ただし、投資家はあくまで出資した範囲内でしか事業に関する責任を負わないので、出資した金額以上の損失は発生しません。

主に、グループ会社の事業がファンドの対象

ファンド型クラウドファンディングでは、投資先の事業の業績が利回りに影響するので、どんな事業に投資するのかが重要です。

SOLMINAでは、グループ会社の事業を対象とするファンドがメインになる予定としています。そして対象となる事業の1つは、株式会社メディオテックが提供する「集合住宅への無料太陽光発電設備設置サービス【ソラシェアダイレクト】」だと推察されます。

「ソラシェアダイレクト」とは、不動産オーナー向けの太陽光無償設置サービスのこと。

不動産オーナーにとっては、初期費用と維持費用0円で太陽光発電システムを集合住宅の屋上に設置でき、契約満了時には設備を無償で譲渡してもらえる便利なサービスです。

まずこのサービスでは、契約期間中の太陽光発電設備の所有権はメディオテック社が保有します。

太陽光発電システムを屋上に設置するには、集合住宅全体でメディオテック社と高圧契約(一括受電契約)を結ぶ必要があります。そして、各戸でメディオテック社の電力プランに加入してもらうので、太陽光発電設備で発電した電気の使用分(自家消費分)は通常の電気料金として請求し、余剰電力は売却します。

そのため、ソラシェアダイレクト事業では以下のように安定的な収入があるようです。

  • 集合住宅の住民から毎月支払われる電気代
  • 集合住宅で使い切れずにあまった余剰電力を売って得られる売電収入

この事業を数十物件に対して行うため、中長期で、安定的なリターンを得ることが可能としています。

SOLMINAの特徴

SOLMINAには、

  • 運営会社の親会社は東証マザーズ企業
  • ファンドによっては優先劣後出資システムを利用
  • 申込手数料がかかる

などの特徴があります。

運営会社の親会社は東証マザーズ企業

SOLMINAの運営会社は、ソーシャルファイナンス株式会社です。

ソーシャルファイナンス社の基本情報は以下の通り。

社名 ソーシャルファイナンス株式会社
設立年月日 2018年2月
所在地 徳島県徳島市川内町加賀須野1069-23
資本金 5,000万円(2020年8月31日時点)
事業内容
  • 金融商品取引業(第二種金融商品取引業)及び関連事業
  • クラウドファンディング事業
親会社
  • 株式会社メディオテック
  • 株式会社フィット

ソーシャルファイナンス社は、2019年2月にSOLMINAとは別のファンディングサイトのサービスを開始しています(現在リニューアル中で閲覧不可)。

参考:https://fund.socialfinance.jp/

こちらのサイトでは、

  • 最小投資金額 数十万円
  • 運用期間 数十年

となっているので、もう少し気軽に投資できるようにとSOLMINAを提供するに至ったという可能性がありそうです。

SOLMINAの案件の対象となるのはグループ会社の事業とされているので、グループ会社の情報もそれぞれ見ていきましょう。

まずメディオテック社の基本情報(2019年9月時点)は以下の通り。 

社名 株式会社メディオテック
設立年月日 1996年7月17日
資本金 9,596万円
従業員数 86人
事業内容
  • 再生可能エネルギー事業
  • ダイナミックプライシング電力事業
  • VPP EMS事業
  • 再エネファンド事業
  • 福島復興支援事業
主なグループ会社
  • 株式会社マメディオ
  • ふくのしま電力株式会社

メディオテック社は再生可能エネルギー事業を主力としており、業歴25年を誇る企業です。

  • 太陽光発電や風力発電を活用した発電所の開発
  • 電気の供給
  • 電力取引サービス

などの事業を営んでいます。

フィット社の基本情報(2020年4月時点)は以下の通りです。

社名 株式会社フィット
設立年月日 2009年4月1日
資本金 9億7,900万円
従業員数 69人
事業内容
  • クリーンエネルギー事業
  • スマートホーム事業
  • フランチャイズ事業

フィット社は東証マザーズ上場企業(2016年に上場)で、以下のような事業を主に営んでいます。

  • 再⽣可能エネルギーの企画製造販売
  • スマートホーム(電気代実質0円)の企画製造販売

SOLMINAは東証マザーズ上場企業を親会社に持つので、

  • 経営基盤がしっかりしていて倒産しにくい
  • 投資家に対して不利益を働く可能性が低い

などのメリットがあります。

ただし100%そのような行為が行われないとは限りません。

あくまでも可能性の問題というところです。 

ファンドによっては優先劣後出資システムを利用

公式サイトのFAQによると、SOLMINAでは優先劣後出資システムを利用する可能性があるとしています。


逆に、「ファンドによっては優先劣後システムを利用しない」とも取れるので、それぞれのファンドで事前に確認が必要かと。

優先劣後出資システムは不動産投資クラウドファンディングでよく利用されており、SOLMINAの場合は以下のような仕組みになると考えられます。

  1. 案件に投資家とSOLMINAがどちらも出資(SOLMINAの出資割合は不明)
  2. 損失が発生した場合は、SOLMINAが優先的に負担
  3. 利益は、投資家に優先的に分配

不動産投資クラウドファンディングでは、劣後出資割合20~30%の案件が多いです。ファンド型クラウドファンディングと不動産投資クラウドファンディングの違いがあるので単純に比較はできませんが、数値は参考になるかもしれません。

申込手数料がかかる

現在、HPの公開を記念して、初回ファンドの申込手数料が0円になるキャンペーンを実施しているとのこと(2021年2月9日時点)。

つまり、通常の場合は申込手数料がかかるはず。しかし公式サイトのFAQによると、会員登録と投資申請はどちらも無料となっています。

公開されている情報が少ないため申込手数料が何を指しているのか分かりにくいのですが、おそらく「匿名組合出資に際して必要な手数料」かと。出資口数に拘わらず、一律 3,500 円(税別)かかるとしています。

参考:https://solmina.jp/document/handlingcharge.pdf

通常、ソーシャルレンディングや不動産投資クラウドファンディングでは、申込手数料は無料です。SOLMINAで投資する度に申込手数料が3,500円もかかるとなれば、デメリットが強いですね。

それだけ案件に自信があるということなのかもしれません。

SOLMINAの初号案件は2021年3月に募集予定

SOLMINAの第1号案件の募集は2021年3月に予定しているとのこと。第1号案件の目標表面利回りは15%超としています。

この利回りはかなり高めで、ソーシャルレンディングや不動産投資クラウドファンディングではここまで高い利回りは難しいでしょう。

第1号案件なので、投資家を集めるために高い利回りにしている可能性もあります。しかし第1号以降の案件も投資対象となる事業はあまり変わらないようなので、SOLMINAは高利回りの案件が多い可能性も。

どちらにせよ、「初回ファンドに申し込むと申込手数料が0円になるキャンペーン」が開催されているので、とりあえず初号案件に投資してみるのも良いかもしれません。

SOLMINAの会員登録の流れ

SOLMINAでは、会員登録をした方には希少な案件を優先的に案内するとしているので、会員登録だけでもしておくと良いですね。また案件の販売が開始されたタイミングで、優先的に案内してくれるとのことなので、初号案件に投資できる可能性も上げられます。

ここからは、SOLMINAでの会員登録の流れを解説していきます。

  1. 会員仮登録
  2. 会員本登録
  3. 本人確認書類の提出
  4. ハガキの受け取りと本人確認コードの入力

 ①会員仮登録

まずは、仮登録申請をします。

HP右上の「新規登録」をクリックするか、「ご利用の流れ」ページ内の「新規登録はこちら」をクリックしましょう。

「新規登録」をクリックすると、以下のような「会員仮登録」のページに移ります。

ページの案内に従って、メールアドレスやパスワード、秘密の質問などを入力していきます。

 

会員登録すると希少ファンドなどを優先的に案内してくれるそうなので、メールマガジン登録は「登録する」にチェックを入れておいた方が良いですね。

「会員仮登録を完了する」をクリックすると、記入したメールアドレス宛に「【solmina】会員仮登録完了のお知らせ」というメールが届きます。


メールには会員本登録のURLが記載されているので、24時間以内にURLをクリックして会員本登録を行いましょう。

②会員本登録

ここからはメールに記載のURLから、会員本登録をしていきます。案内に従って、個人情報や銀行口座情報などを入力していきましょう。

住所(番地号)は全角なのでご注意を。

ここで記入する銀行口座は、分配金などを出金した際に受け取る口座です。

なお金融資産とは、現金や預貯金だけでなく、株式、投資信託、債権(社債や国債など)、生命保険(掛け捨ては除く)なども含みます。

必ず余剰資金で投資を行いましょう。

外国PEPsとは「Politically Exposed Persons (重要な公的地位を有する者) 」の略で、簡単に言うと「海外で要職についている人やその家族」です。

「内容に同意の上、本人確認書類提出へ進む」をクリックすると、本人確認書類の提出画面に移ります。

 ③本人確認書類の提出

次に本人確認書類の提出ですが、合計で3点の提出が必要です。

  • 本人確認書類 2点
  • 銀行口座確認書類 1点


今のところ、提出方法は画像アップロードだけのようです。ファイル形式やサイズは下記を参考にしてください。

本人確認書類は以下のように、どちらも表面と裏面をアップロードできますが、マイナンバーカードなどは表面のみでOKです。


銀行口座確認書類は、会員本登録で登録した銀行口座の情報が記載されたものをアップロードしましょう。

提出が完了すると、登録したメールアドレスに「【solmina】会員本登録申請受付完了のお知らせ」というメールが届きます。

 ④ハガキの受け取りと本人確認コードの入力

その後に行われる審査に合格すると、本人確認コードが記載されたハガキが届きます。


ハガキを受け取ったら、マイページにログインして本人確認コードを入力しましょう。

これで会員登録は完了です。

まとめ

2021年2月1日にHPを公開した、再生可能エネルギー案件に特化したクラウドファンディングサービス「SOLMINA(ソルミナ)」。SOLMINAの案件に投資すると、たとえばCO2の削減につながるので、投資で利益を得られるだけでなく社会貢献にもなります。

SOLMINAはソーシャルレンディングや不動産投資クラウドファンディングではなく、ファンド型クラウドファンディングです。ファンド型クラウドファンディングとは、クラウドファンディングサイトを通じて、投資家が特定の事業やプロジェクトに投資できる仕組みのこと。

SOLMINAでは、グループ会社の事業を対象とするファンドがメインになる予定としています。対象事業の1つは、メディオテック社の無料太陽光発電設備設置サービス 「ソラシェアダイレクト」だと推察されます。

ソラシェアダイレクトは集合住宅の屋上に太陽光発電システムを設置するサービスですが、このサービスでは

  • 集合住宅に住む住人から毎月支払われる電気代
  • 余剰電力を売却した売電収入

が安定的に得られる仕組みになっています。おそらくファンドでは数十物件分をまとめて扱うと考えられるので、中長期的に、一定のリターンは得られるかと。

このような仕組みのファンドなら、投資家には人気が出そうですね。

また、SOLMINAの運営会社の親会社は上場企業なので、ベンチャー企業が運営するサイトよりも信頼性は高いと言えるでしょう。

ただ、申込手数料(おそらく一律3,500円)が投資の度に必要というデメリットはありますが、現在は初回ファンドの申込手数用が無料になるキャンペーンを開催中です。

第1号案件は2021年3月に募集予定で、目標表面利回りは15%超とのこと。キャンペーンで申込手数料は無料なので、とりあえず第1号案件に投資してみるのも良いかもしれません。

会員登録すると希少ファンドなどの情報を優先的に案内してくれるそうなので、会員登録だけでもしておくと良いですね。

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