未来のアップルを探せ!?株式投資型クラウドファンディングの魅力と第7号案件について。

公開日:

【セミナー概要】
セミナー名:メディア様向けセミナー
開催日:2020年8月7日(金)19:00~20:00
登壇者:
株式会社ユニコーン代表取締役 最高経営責任者 安田次郎氏

セミナー内容:

  • 株式会社ユニコーンについて
  • 株式投資型クラウドファンディングについて
  • 第7号案件(ヴァズ株式会社)の紹介

【登壇者について】

登壇者は株式会社ユニコーン代表取締役最高経営責任者 安田次郎氏。安田氏は国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)や野村證券など有名証券会社を経験した金融のプロフェッショナル(リーマン・ショック時にはリーマン・ブラザーズにいて、破綻も経験したそうです)。証券会社では主に企業の資金調達に従事していました。

証券会社に務めた後、2016年に安田氏は今までの知見を活かして株式型クラウドファンディングのプラットフォームを運営する株式会社ユニコーン(以下:ユニコーン)の立ち上げに参画しました。

さて、企業名に「ユニコーン」とありますね。これはユニコーン企業(未上場で時価総額が10億ドル以上の企業)を育てていきたいという思いや、ユニコーン自身もユニコーン企業を目指している、そんな思いがが反映されているそうです。

「ユニコーン企業って日本にどれくらいあるのかな?」と思いユニコーン企業について調べてみると・・・国内のユニコーン企業数は2020年2月の時点で7社だそうです。

対して米国は216社、中国は206社と日本は大きく引き離されています。ユニコーンによって、ユニコーン企業の卵にお金が渡り、日本にもっとユニコーン企業が出てくることを個人的には期待したいです。


また、ユニコーンは株式会社ZUU社とも業務資本提携を行っています。私は株式投資をしている投資家でもあるのですが、よく「ZUU online」の投資関連記事を見て、投資の参考にしているので、少し親近感を持ちました。

【株式投資型クラウドファンディングの魅力は夢】

セミナーではユニコーンが取り扱う株式投資型クラウドファンディングの説明も行われました。まずクラウドファンディングには購入型や寄付型など合計5つの種類があるそうです。

5つの中で株式投資型クラウドファンディングは、ファンド型や融資型と同様に金融商品となります。金融商品なので、もちろん利益が出ることもあれば、損失が生まれることもあります。

出典:株式会社ユニコーン公式HP

ユニコーンが取り組む株式会社投資型クラウドファンディングですが、これは未上場の成長企業が企業は事業を成長させるために、株式を発行して投資家からお金を集めるというもの。
投資家はユニコーンを通じて、未上場企業への出資を行います。

出典:株式会社ユニコーン公式HP

そんな株式投資型クラウドファンディングの魅力は、出資をした投資家はその企業の株主になれるという点。株主ですので、株主総会での議決権の行使や配当金や株主優待を受け取れる、などが挙げられます。

しかし、なんと言っても株式投資型クラウドファンディングの1番の魅力は、上場時の売却益。もし企業が上場した場合には投資した10~100倍ものリターンを得られる可能性もあるそうです。

通常の株式投資のIPO投資の場合は、購入金額の2~3倍のリターンが多いですから、もし上場したら桁違いのリターンを得られる可能性がありますよね。そう考えると、将来上場する可能性が高い企業の株式投資型クラウドファンディングに参加するのはとても夢がありますよね!

ただし・・・未上場企業は上場企業に比べると良くも悪くも成長過程の企業たち。監査法人の監査を受けていなかったり、業績が予想通りいかないこともあります。業績や財産の状況に変化が生じた場合には、価値が大きく毀損・消失するリスク、倒産する可能性だってあります。「上場しなかったら、株が売れない・・・」なんてことも。もしかしたら投資金額がパーになってしまう可能性もあるため、他の投資に比べてもリスクは高いと認識する必要がありそうです。

そのため、どの企業を取り扱うのか、運営会社の目利きがとても重要となります。その点、ユニコーンには金融業界及び事業会社での資金調達やIPO、投資などの豊富な経験を持つメンバーが多くいます。

少し見にくいかもしれませんが・・・上記画像がユニコーンの経営チームのメンバーです。経営チームの5人のうち、4人が証券会社出身。平均は50代と経験も豊富です。セミナーでも同業他社に比べて、「経験豊富なメンバーが運営をしている点」がユニコーンの強みである、と説明していました。

またユニコーンのスクリーニング方針・審査基準もしっかりしています。ユニコーンはスクリーニング方針として「将来的なIPOやM&A等の意向がある」をまず第一に掲げています。これはIPOやM&Aによって、投資家が売却益を得る機会提供を目指しているからです。

その他、成長戦略があり、事業開始後12ヶ月が経過している企業などのスクリーニングをクリアした企業が始めて審査の土俵上がることになります。

繰り返しになりますが、ユニコーンの強みは同業他社と比べても、金融知識や経験長けたプロフェッショナルたちが運営しているという点。そのため、ユニコーンで取り扱っているのであれば、一定の水準はクリアした企業たちであると判断できそうです。

【第7号案件・ヴァズ株式会社について】
では、ユニコーンではどのような案件を取り扱っているのでしょうか。セミナーでは2020年8月20日(木)募集を開始した「第7号案件」が紹介されました。

第7号案件の企業はヴァズ株式会社。ヴァズ株式会社は「SnapDish(以下:スナップディッシュ)」という料理カメラアプリを提供している会社です。

出典:株式会社ユニコーン公式HP
スナップディッシュは料理の写真をアプリ上にUPし、ユーザー同士でいいね(スナップディッシュでは”もぐもぐ”と言います)やコメントをしあい、交流を深めるプラットフォーム。

インスタグラムの料理特化バージョンといった感じでしょうか。ユーザー層は料理好きな30代~40代女性のコアなファンが多いのが特徴。利用者数もどんどん伸びており・・・

出典:株式会社ユニコーン公式HP

2020年5月時点で、のべ人数で1116万人以上が利用しています。

出典:株式会社ユニコーン公式HP

さらに写真投稿数も上昇基調で、月間16万枚以上の投稿数を誇ります。単純計算で5,000枚/1日以上投稿されている計算です。

【7号案件・ヴァズ株式会社の2つの事業】

出典:株式会社ユニコーン公式HP

ヴァズ株式会社ではコアなファンをベースに「ファンマーケティング事業」と「ファンマーケット事業」の2つの事業を展開しています。

出典:株式会社ユニコーン公式HP

「ファンマーケティング事業」は、主に食品・飲料メーカーのマーケティング担当者が新商品の販売時に、スナップディッシュを活用し、ユーザーに新商品の体験をしてもらうというもの。

仕組みとしては・・・ユーザーはモニター商品を使って料理をして、スナップディッシュ上にその料理の写真をUP→ユーザーの写真を見た他のユーザーから「美味しそう」「私も作ってみる」といったコメントが集まる→その商品の魅力がたくさんのユーザーに伝わる、といった感じです。

ただ新商品を勧めるのでなく、ユーザーにより新商品の料理体験も併せて発信されることにより、ユーザー同士のコミュニケーションが加わり、その新商品の「ファン化」を促進することができます。


出典:株式会社ユニコーン公式HP
上記画像の通り、ファンマーケティング事業参加企業にはおなじみの会社名が並んでいます。

続いて「ファンマーケット事業」について。

ファンマーケット事業は、食品開発メーカーや農家が連携して開発した商品をスナップディッシュ上でユーザーに販売するというもの。

例えば2019年には「湯あがりポーク」の体験キットを販売しました。また販売するだけでなく、ワークショップを開催したり、ワークショップの体験記事をスナップディッシュで発信して貰うことにより、さらなるファンの育成も目指してます。

出典:株式会社ユニコーン公式HP

さて、これらの事業の成果は数字にも現れています。スナップディッシュを使うことにより、一般的な広告宣伝よりも商品の認知度は1.58倍UPし、実際に購入する人は6.04倍に上るというデータもあるようです。すごいですね。

私はこの2つの事業の肝はユーザーの「ファン度」かと感じました。スナップディッシュには多くのコアなユーザー=強いファンがたくさんいて、強固なコミュニティができあがっています。

コアなユーザーはスナップディッシュから提供される商品モニターやワークショップなどのサービスを受け、発信することにより、さらにスナップディッシュのファン度を深めていきます。またアプリ上で自分の体験を拡散することにより、新たなファンを育成できる・・・このようにファンがファンを呼ぶ仕組みができあがっているのです。

このファン度が高いユーザーがたくさんいるからこそ、2つの事業において、商品の認知度や購入体験をより高い確率で実現できるのではないでしょうか。ファンの力ってすごいです。

なお、ヴァズ株式会社はこの2つの事業をさらに成長させ、2023年12月期での上場を目指しているようです。

【感想】
セミナーを通じて1番感じたのは「株式投資型クラウドファンディングは夢を買うもの」ということ。確かに株式投資型クラウドファンディングはかなりリスクのある商品です。出資した企業が上場やM&Aなどをしなかったら、売却できない可能性もあります。

しかし、もし上場したとしたら、もしかしたら100倍にもなって返ってくる可能性だってあるのです。成長性のあるビジネスをしている+応援したいなと思った企業があれば、夢を買って出資をするのも面白そうだな、と感じます。その企業が上場するまで株主として一緒に並走する感覚も味わえそうですね。

今回のセミナーではこれから取り扱う「第7号案件のヴァズ株式会社」について説明がありましたが、過去にはGPS×IoT×BigDataの観光プラットフォーム「SpotTour」を手掛ける「スポットツアー株式会社」や唯一無二の抗酸化技術を持つ「株式会社オリーブ技研」などの案件を取り扱っていました。

第7号案件でなくても、度々株式会社ユニコーンのHPをチェックしつつ、「おっこれは応援したい!」「夢を買いたい」と思える案件があれば、出資を考えてみてはいかがでしょうか。