【SBIソシャレン不正流用問題】SBIがソーシャルレンディング事業から撤退の可能性も

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国内金融大手のSBIホールディングスがソーシャルレンディング事業からの撤退を検討しているとの事です。

これは、2021年2月5日に、同社の運用中の案件に「重大な懸念事項」が発生しているとの発表を受けて発覚した問題に起因するもので、ソーシャルレンディング業界を代表する大手企業の問題なだけに、多くの投資家に衝撃を与えました。

ここでは、問題の経緯と、これまでにも度々起きたソーシャルレンディング業界における問題について解説していきます。

問題の経緯

2月5日、SBIソーシャルレンディングは、運用中の案件において貸付先の企業において「重大な懸案事項」が発生していることを発表しました。

こちらの記事で詳細を解説しております。

SBI側はこの事態を重く受け止め、事態解明のために第三者委員会を設置し、対応していくとしていました。

2月17日に続報が発表され、そこでSBI側は自社の監査体制に問題があると認めました。

その後、問題の起きたファンドに融資した人全てを対象に未償還元本の償還を含めた対応について検討すると発表します。

2021年4月現在、第三者委員会による調査結果は今月中に発表し、問題のあったファンドの詳細もその時に発表される可能性があります。

そして今回、この一連の騒動を受けてSBIソーシャルレンディングの親会社であるSBIホールディングスは、融資仲介事業からの撤退、つまり、ソーシャルレンディング事業からの撤退を検討しているとの情報が入ってきました。

国内総合金融の大手企業なだけに、今回の問題はグループ全体の信用に関わると判断したものと見られます。

ソーシャルレンディング業界において、SBIソーシャルレンディングは最大手とも言える規模を誇り、この業界を牽引する存在なだけに、この撤退の報道が真実だった場合には、ソーシャルレンディング界隈に大きな衝撃を与えることになりそうです。

SBIソーシャルレンディングは現在、新規でのファンド募集を停止しております。

SBI側はこの報道を否定

出典:SBIソーシャルレンディング

撤退の報道が出た後すぐに「(ソーシャルレンディング事業からの撤退について)検討は一切行っていない」と発表したSBIソーシャルレンディング。

現在も多くのユーザーを抱え、問題のファンドについてもまだ調査中であるために撤退報道をこのタイミングでは認めるわけにはいかないという事でしょう。

しかし現状は新規ファンド募集を行っておらず、再開の目処も立っておりません。

第三者委員会の調査後に、新規ファンド募集を再開するのかどうかにも注目されます。

ソーシャルレンディングにおける問題について

ソーシャルレンディング業界では、投資家への募集時の説明と異なる目的に資金が利用される不正流用がたびたび問題となっています。

2018年には大手ソーシャルレンディング業者のmaneoマーケットにて、10億円以上の不正利用があり、金融庁が行政処分を行っています。

詳細についてはこちらの記事で解説しています。

また、融資先の貸し倒れなどの問題もあり、そのリスクについて度々取り上げられる事もありました。

最近では、「貸付型クラウドファンディング」や「融資型クラウドファンディング」などと呼ばれる事もあります。

似たようなものに「不動産投資クラウドファンディング」や「株式投資型クラウドファンディング」などのサービスを行う事業者もありますが、「ソーシャルレンディング」のイメージが悪くなったせいか、これらとは仕組みが異なる点を強調する事業者もいます。

ソーシャルレンディング投資には、投資するサービスでの実績や運営会社の素性についてはしっかり調べるようにしましょう。

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