2020年9月、ポケットファンディングでは「沖縄中部ファンド29号【一部不動産担保付】」が募集されています。募集を開始した当日に満額成立しましたが、どんな案件なのでしょうか?
今回は、案件「沖縄中部ファンド29号【一部不動産担保付】」について深掘りしていきます。
沖縄中部ファンド29号の内容
まず、ポケットファンディングのほかの案件と同じように、「沖縄中部ファンド29号」は以下の2案件がセットになっているファンドです。
- 案件① 募集金額1,800万円
- 案件② 募集金額1万円
2つの案件がセットになっているのは、過去にソーシャルレンディング投資が貸金業法に抵触する恐れがあるため匿名化・複数化が必須とされていたからです(現在は匿名化・複数化が解除されているため、2つの案件で1セットとするソーシャルレンディングサイトは少ない)。
メインは案件①であるため、ここでは案件①の詳しい内容を紹介していきます。
案件①の基本情報
案件①の基本的な情報は以下のようになります。
- 募集期間 2020年9月25日~2020年9月30日
- 運用利回り(年利) 5.3%
- 運用期間 12か月
- 最低投資金額 1万円
運用期間12か月というのは、ポケットファンディングの中では平均的と言えます。
案件①の概要
案件①の概要については、以下の図をご覧ください。
まず前提として、株式会社ビジネスアシスト(貸金業者)は借り手企業に対して1,800万円の融資を実行したとしています。今回の案件は、ビジネスアシスト社へのリファイナンスとしてポケットファンディングで1,800万円を募集するとのこと。
借り手は不動産会社です。
担保付き
この案件には土地2筆が担保として設定されているため、リスクは低くなっています。
担保評価額については約2,600万円で、抵当権は第1順位に設定されています。
貸付限度額を評価額の70%以下としており、貸付限度額は約1,800万円です。限度額ギリギリまで貸し付けますが、評価額が2,600万円なので1,800万円を引いても、約800万円の担保余力があります。
担保とする土地については、
- 沖縄県うるま市に位置
- 付近に観光スポットが複数あり
- 利便性が良い
などの理由で流動性が高いとしています。なお借り手企業は、担保の土地にホテルを建設予定とのこと。
まとめ
今回は、ポケットファンディングの案件「沖縄中部ファンド29号【一部不動産担保付】」について詳しく紹介しました。
案件の概要は以下の通り。
- 運用利回り(年利) 5.3%
- 運用期間 12か月
- 最低投資金額 1万円
- 担保付き(抵当権は第1順位)
担保が付いており、貸付限度額は評価額の70%以下なのでリスクは低めと言えます。なお借り手企業は、担保とする土地にホテルを建設する予定としています。
ポケットファンディングの不動産担保付き案件は、募集を開始した当日に満額成立するほど人気が高いです。分散投資の一環として、ポケットファンディングを利用してみてはいかがでしょうか。