不動産投資型クラウドファンディング「大家.com」を運営する株式会社グローベルスは、事業形態拡大のため、追加で「任意組合型」約款の許可申請を行った事を発表しました。
任意組合型の事業とは
不動産の管理・運営についてはグローベルスが行い、賃料の収益を共有持分の割合(出資額)に応じて投資家に分配するものです。
運用期間終了後、対象不動産を売却し、その収益を分配することで任意組合は清算(事業終了)という流れになります。
(引用|PR TIMES)
尚、グローベルスが現在運営する不動産投資型クラウドファンディングサービス「大家.com」では契約形態を「匿名組合型」によって運営しており、今回の「任意組合型」とは以下のような違いがあるとしています。
(引用|PR TIMES)
簡単に言えば、これまで「大家.com」ではファンド運営の資金調達のみを目的としていましたが、今回の任意組合型による契約が可能になる事で、投資家は投資額に応じた不動産資産の共同保有者になる事が出来ます。
つまり、任意組合型の投資では、少額投資でも不動産資産を保有出来るのです。
対象の不動産はグローベルスが一括管理するので、投資家の皆さんが直接管理する事はありません。
グローベルスの概要
株式会社グローベルスは、不動産投資型クラウドファンディングサービス「大家.com」を運営している他、デザイナーズ住宅の提供なども行っています。
設立は1996年で、親会社は不動産会社の株式会社プロスペクトです。(東京証券取引所2部上場)
まとめ
株式会社グローベルスは、「任意組合型」約款の許可申請を行った事を発表しました。
今後開発予定の新築マンションやグローベルスが所有する収益不動産等を利用した、新たな事業を展開していく事が期待されます。