こんにちは!がっと(@gatsan_desu)です。
今回は、いつもの「個人投資家レポート」の番外編として、私の息子名義で行っている資産運用について書いていきます!
私と同じような境遇の「お子様の資産運用を考えている方」や「お子様名義で資産運用をされている方」などの一助になれば幸いです。
目次
将来に向けた資産運用の考え方
昨年12月に長男が生まれ、5ヶ月が経過しました。「初回の個人投資家レポート」でも書いたとおり、妻の妊娠を機に資産運用に対する考え方を変え、それまでの投機から「ポートフォリオ」や「コア・サテライト」を考えた投資に舵を切りました。
「妻と子供が安心して生活できるような安定的な仕組み」
これを実現するために、考えたのが「30代の投資計画」です(詳細は「初回の個人投資家レポート」をご確認ください)。
30代の投資計画では、私名義での資産運用に加えて、子供名義での資産運用を行います。まずは義理の両親から頂いた祝い金100万円を原資に、運用を行います。
将来的には、長男に意思・判断ができるようになったタイミング(10歳くらい?)で、50~100万程度で贈与していきたいとかんがえています。
長男の名義では、2つの運用を行っていく予定です。
- ジュニアNISAを活用した運用
- クラウドバンク
1のジュニアNISAのメリットは、「非課税枠の活用」です。資産運用では利益が出た場合、利益に対して20.315%の税金がかかりますが、NISAの場合は課税されません。一方で、18歳までの引き出し制限、損益通算ができない等のデメリットがあるので注意が必要です。
私の場合は、長男が18歳になるまでの間に入り用があるかもしれませんので、ポートフォリオの40%程度の資金を振り向けようと思っています。
ジュニアNISAでは、個別株を回転させながら、「eMAXIS Slim全世界株式投信」(通称オルカン)の積立を行っていく予定です。
ソーシャルレンディングに対する考え方
ジュニアNISAを活用していく一方で、運用の中心となるのが「ソーシャルレンディング」です。
未成年でも口座を開設できるソーシャルレンディングではいくつあるのでしょうか?
以前、私がまとめたtweetがわかりやすいので見ていきましょう。
自分の登録しているソーシャルレンディング業者の口座開設条件を整理しました。
・未成年口座を解説できるのは、クラウドクレジットのみ
・法人口座は概ねどの業者でも開設可能気づかなかったけど、人気の先着案件は大口の法人資金が入ってる可能性がありそうですね。 pic.twitter.com/KBhpdA8cKZ
— がっと (@gatsan_desu) September 30, 2020
上記の通り、未成年者でのソーシャルレンディング運用を行おうとすると、「クラウドバンク」一択になります。
クラウドバンクについての詳細は、「個人投資家レポート」で他の投資家の皆様が語っているので、そちらをご参照ください。
主婦投資“あすかの”が利用している事業者と、選んだ理由を紹介#0
2020年8月tabikomeソーシャルレンディング投資記録#1
2020年12月上田つきみソーシャルレンディング投資記録#1
2021年3月わいるどあーすソーシャルレンディング投資記録#1
2021年4月WATARUソーシャルレンディング投資記録#1
2021年4月Isundayソーシャルレンディング投資記録#1
私の場合は、子供のお金は基本的に「減らせないお金」として位置づけています。しかしながら、現預金に置いても今の金利状況では旨味もない。ソーシャルレンディングは「減らせないお金」の安定運用として、活用できる投資領域であると捉えています。
投資を実行するまでのプロセス
投資を実行するまでには、長い道のりがありました。時間にして生まれてから半年。必要なものを揃え、審査が通るまでの時間です。
この章では必要なものはなにか、どのようなステップで進めていけばいいかを書いていきます。
子供名義で資産運用をするために、用意しなければいけないものが5つあります。
- 保険証
- 住民票
- マイナンバーカード
- 届出印
- 銀行口座
これらをどのようなステップで揃えていくのか見ていきましょう。
Step 1: 本人確認書類の発行
子供が誕生すると、役所に出生届を出します。その際に、住民票が発行されますので必要な分を揃えます。
また、健康保険証はお勤め先の手順にて発行作業を進めていきます。私の会社では、数日で発行されました。
本人確認書類の中で、一番厄介なのが「マイナンバーカード」の発行です。これが最も時間がかかるので、早めの手配をおすすめします。
プロセスは以下のとおりです。
- 出生届を出すと、2~3週間後に個人番号通知書が届きます。私は年末年始を挟んだので、1ヶ月程度かかったと記憶しています。
- 個人番号通知書が来たら、オンラインでマイナンバーカードの発行申請をします。私の場合、交付連絡が来たのが申請の2ヶ月後でした。また、交付連絡にはマイナンバーカードを役所で受領するための予約プロセスが書かれています。こちらも私の地域では予約できたのが3週間先でした。
- 役所で受領します。本人の受領か、代理人が受領する場合、代理人であることの証明書類が必要なので注意が必要です。
Step 2: 銀行口座の開設
晴れてマイナンバーカードができ、その他の必要物を揃えると、銀行口座を開設できます。私はメガバンクで作ったのですが、必要物さえ揃っていればその日に開設・入金ができました。
Step 3: クラウンドバンクの口座開設
銀行口座ができれば、クラウドバンクが開設申請をすることができます。
クラウドバンクでは、未成年の場合は通常の審査に加えて「未成年口座開設および取引に関する確認書」が求められます。詳しくはクラウドバンクのFAQをご確認ください。
投資した案件
太陽光発電ファンド第2119号
長男名義で投資した案件は、「太陽光発電ファンド第2119号」です。毎度おなじみの太陽光案件ですので、安心して投資できました。
条件をご紹介します。
目標利回りが年利5.0%、運用期間は6ヶ月ですので、クラウドバンクでは概ね「いつもどおり」の内容です。6ヶ月と短いので、流動性も高く、回転できるので良い案件だと判断しました。
今回は500,000円を投資しましたので、収益シュミレーションは以下のとおりです。
クラウドバンクの場合、最低金額が10,000円で1,000円刻みの案件が多いので、償還後は分配金もロールできるので楽しみです。
今後も償還時にロールできる良い案件を探しながら、複利の力を使ってお金を作っていきたいと思います!
最後に
今回は番外編ということで、生まれたばかりの子供がいる場合、という特殊な事例をご紹介しました!
関連性の高い読者は少ないかもしれませんが、ご参考になれば幸いです!