クラウドクレジットが総額で約11億円の資金調達を行った事を発表しました。
これは、更なる財務基盤および経営体制強化のために行うものとされ、今後のさらなるサービス拡充も期待されます。
クラウドクレジットは前回にも資金調達を行なっており、今回さらなる資金調達を行う形です。
この記事では、今回の資金調達に至った背景と、クラウドクレジットについて解説します。
資金調達を行った背景
クラウドクレジットは、今回の資金調達について、以下のコメントを出しております。
世界各国において貸付先を有する当社事業においてCOVID-19の影響は小さくなく、環境変化に対応するべく、ファンドの管理体制強化・為替リスクを軽減したファンドシリーズの拡充・分散投資を推進する機能の導入/強化など、各種施策を実施してきました。(中略)
既存株主様に加え、新たな株主様を迎えるこの度の資金調達は、引き続きCOVID-19の影響を見極めつつ事業構造の最適化を図り、回復基調を加速させた上で、再び事業を成長軌道に乗せるための原資といたします。
引用:PRTIMES
つまり、今回の資金調達には、コロナ禍による社会の急速な変化に対応すべく、クラウドクレジットとしてもサービスをさらなる強化をしていきたい狙いがあるようです。
今回のさらなる資金調達を行なったのは以下の2社です。
- 三井住友海上キャピタル株式会社
- GMO VenturePartners株式会社
※どちらも投資事業有限責任組合からの出資
これでクラウドクレジットに出資する企業は全部で6社となりました。
これまでに出資した企業
- エッジ・ラボ株式会社
- インベストメントLab株式会社
- 株式会社丸井グループ
- ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社(投資事業有限責任組合からの出資)
クラウドクレジットについて
クラウドクレジットは、2013年に設立された『クラウドクレジット株式会社』が運営しているソーシャルレンディングサービスです。
ファンドの中には利回りが10%を超えるものもあるなど、高い利回りを獲得できるのが魅力です。
クラウドクレジットには、
- 1万円から投資できる
- 取り扱いは海外案件のみ
- 社会的インパクト投資ができる
- ほかの事業者と比べて、比較的利回りが高い
- 伊藤忠商事などの大企業・有名企業が株主
などの特徴があります。
2018年1月には人気テレビ番組のガイアの夜明け、2018年6月にはニュースモーニングサテライトで取り上げられ、一躍注目されることになりました。
また、社長の杉山氏は自身のSNSやYouTubeで積極的に情報を発信しています。
まとめ
クラウドクレジットがさらなる資金調達を行いました。
ユーザーに今後の充実したサービスで還元されていくことを期待しましょう。