分配金だけでセミリタイア生活できる?その実現への近道は

公開日:

投資を考えていて「投資をするなら将来は分配金のみで生活できるようになりたい」「分配金だけで生活をするにはどうすれば近道?」など、分配金での生活を夢見ている人も多いでしょう。

そこでここでは、将来分配金生活を実現するためのポイントや、分配金を得るのに適した投資手法について解説します。

分配金生活とは

分配金生活とは、分配金のみで生活をしたり、主な生活費を分配金で賄える生活のことです。分配金生活を実現できれば仕事で稼がないといけないお金が少なくなるので、お金のために働く時間を削減でき、好きなことに時間を費やせます。

ここでは、分配金生活の内容や特徴について見ていきましょう。

分配収入のみで生活する

分配金生活とは、投資で得る分配金の収入のみで生活をすることです。分配金(インカムゲイン)は、価格の値動きによって生じる売買益(キャピタルゲイン)とは異なり、投資商品を保有しているだけで、得ることができます。

株式投資や投資信託、ETFなど、様々な投資商品で分配金を受け取ることが可能です。

例えば、100万円の株に投資をして配当利回りが3%であれば、年間で3万円の配当を受け取ることができます。同じ利回りで投資金額が1,000万円なら、配当金は年間30万円です。

投資信託やETFでも同様です。商品によって利回りは異なりますが、1%〜3%前後が一般的です。株式投資であれば半年に1回〜年1回、投資信託やETFであれば3ヶ月に1回分配金を受け取れる商品もあります。

分配金のみで生活をするには、かなりの投資金額が必要にはなりますが、売買をせず運用するだけで収入を得られるのが魅力です。

場合によってはバイトなどで副収入も得る

前述の通り、分配金は1%〜3%程度の投資商品が多いため、分配金だけで生活費を賄うにはまとまった投資金額が必要です。仮に、利回り3%で年間300万円の分配金を得るには、1億円投資する必要があります。一般的に考えれば、1億円もの投資をするのは現実的ではありません。

分配金の収入をメインにしながら、足りないお金をバイトなどで稼ぐのも「分配金生活」と言えます。例えば毎月の生活資金が25万円、年間300万円の場合、分配金で年間150万円得ていたら、残りの150万円(1ヶ月12.5万円)をバイトで稼げば生活ができます。

分配金があるおかげで、稼がないといけないお金が少なくて済むため、正社員でなくバイトで稼いだり、あまり収入を気にせず好きなことを仕事にできます。

分配金生活を実現するには


分配金生活を実現するには、コツコツと手堅く、失われにくい分配金を得られる投資をすることが重要です。分配金が手堅いものであれば、先々の見通しも立てやすく、具体的な資金計画を立てることができます。また、分配金が途絶えて生活に困るリスクを軽減できます。

ここでは、分配金生活を実現するために押さえておきたい2つのポイントを解説します。

コツコツ手堅い収入源を得る

分配金生活を実現するには、コツコツ手堅い収入源を得ることが大事です。少額資金でもコツコツと収入があれば、先々の見通しが立てやすいからです。

分配金の額が大きい投資商品はリスクが高く、手堅さがありません。「一昨年は入ったけど、昨年は入らなかった」「昨年は利回り3%だったけど、今年は1%以下だった」など不安定なことが多いです。

分配金生活は、分配金だけで生活をしたり、足りないお金をバイトなどで補うものです。コツコツと手堅い収入ではなく、不安定なものだと、先々の見通しを立てることができません。手堅い収入源を作っていくことが、分配金生活への近道です。

分配金が失われない手堅い投資を行う

分配金が失われない手堅い投資を行うことも、分配金生活を実現するために大切なことです。投資商品によっては、分配金が出なくなるものもあります。

例えば、株式投資の配当金の原資は企業の利益になりますので、赤字になれば配当金をストップするのが一般的です。
どの投資商品でも分配金がストップすることはありえますが、可能性が異なります。極力、分配金がストップするリスクが低い商品に投資をすることで、長期的に一定の分配金を得やることが可能です。
分配金生活を実現したいのであれば、分配金が失われにくい手堅い投資を心掛けましょう。

分配金を得るのに適した投資手法は


手堅く分配金を得る投資手法として、不動産投資型クラウドファンディングやソーシャルレンディングがおすすめです。これらの投資手法であれば、少額資金で手軽に始めることができ、リスクを抑えた運用でコツコツと分配金を得られます。
ここでは、不動産投資型クラウドファンディングとソーシャルレンディングの特徴について見ていきましょう。

不動産投資型クラウドファンディング

分配金を得るのに適した投資手法の1つが、不動産投資型クラウドファンディングです。不動産投資型クラウドファンディングとは、投資家から資金を集めて物件を取得し、運営して得た利益を投資家に配分する商品です。
一般的な不動産投資は、ワンルームマンション投資だと1,000万円〜2,000万円、一棟アパートや一棟マンション投資だと5,000万円〜1億円以上の投資資金が必要になります。また、物件を購入した後は、管理費や修繕積立金、保険料、固定資産税、管理委託手数料などのランニングコストがかかります。

しかし、不動産投資型クラウドファンディングであれば、1万円程度の少額資金で都市部のワンルームマンションやアパートへ投資が可能です。管理費などのランニングコストも負担する必要がなく、通常の不動産投資よりも手続きも少なくて済みます。
実績豊富な不動産会社が厳選した物件に対して、少額資金で投資ができ、利回りは8%〜10%程度の商品もあります。不動産投資型クラウドファンディングによっては、毎月分配金を受け取ることも可能です。

現物不動産投資よりリスクを抑えて気軽に始められ、一定の分配金を得ることができます。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは、お金を借りたい企業とお金を投資したい人をマッチングするインターネットサービスです。
サービスの運営会社は投資家から小口のお金を集めて、お金を借りたい企業へ融資を行います。投資家は、融資をすることで利息を得ることができ、お金を借りる企業は金融機関よりも手軽に資金調達ができるのが特徴です。

1万円程度の少額資金で投資ができ、利回りは2.0%〜10.0%程度あります。お金を借りたい企業は、サイト運営会社が財務状況などをチェックしています。しかし、貸し倒れリスクや遅延・未払いなどのリスクも考えられるので、一般的な投資商品より利回りは高めです。

分配金は年に1回〜2回の投資先もあれば、毎月出るものもあります。新しい資金調達方法として注目を集めており、投資家も気軽に資金を投じることが可能です。

まとめ


ここでは、将来分配金生活を実現するためのポイントや、分配金を得るのに適した投資手法について解説しました。分配金生活を目指すには、リスクが低く手堅い収入源を作ることが大切です。

ここで紹介した不動産投資型クラウドファンディングやソーシャルレンディングは、1万円から投資ができ、コツコツと分配金を得ることができます。これから投資を始める予定の方は、これらの投資手法からスタートしてみることをおすすめします。

CrowdCrossからの4月の登録数No.1!

【年利8.0%】新興国向けの不動産クラウドファンディング 「TECROWD

4/15募集開始の2号ファンドが販売開始直後で完売。事前の無料の口座開設をおすすめします。

tecrowd

Twitterでは最新のファンド情報を毎日、LINEでは毎週金曜日に最新情報をお届けします。

友だち追加