2020年8月25日、クラウドクレジットは新ファンドパッケージ「先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)」の提供を開始すると発表しました。
今回は、
- ファンドパッケージとは?
- 先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)とは?
などを紹介していきます。
ファンドパッケージとは?
まずファンドパッケージとは、複数のファンドをテーマごとに組み合わせ、1つのパッケージにしたものです。
最低投資金額は10万円からと高めですが、1つのファンドパッケージに投資するだけで、複数のファンドへの分散投資が可能になります。
これまでに、
- バランス型パッケージ(2020年1月15日から提供開始)
- 社会的インパクト重視型パッケージ(2020年1月28日から提供開始)
が募集されています。
先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)の概要
先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)は、ファンドパッケージの第3弾です。
このファンドパッケージの特徴には、
- 為替変動リスクを極力抑えることを目指す
- 円建てが8割以上
- 先進国通貨に特化
などがあります。
なぜこのような特徴のファンドパッケージを作ったかというと、クラウドクレジットには為替変動リスクがあるためです。
クラウドクレジットには為替変動リスクがある
まず、クラウドクレジットの外貨建てファンドは、下記のように為替変動による影響を受けます。
- 運用開始時より円安になった場合 為替変動による利益が生じる
- 運用開始時より円高になった場合 為替変動による損失が生じる
円建てファンドの場合は、為替変動リスクを負うのは基本的に海外子会社です(極端な円高の場合は投資家にも影響があります)。
そのためリスクを避けたい場合は、円建てファンドを選んで為替変動リスクを減らすことが重要です。
先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)は初心者にもおすすめ
先ほども言いましたが、先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)には
- 為替変動リスクが少なめ
- 円建ての割合が多め
という特徴があるので、為替変動リスクを避けたいクラウドクレジット初心者にはおすすめだと思います。
また、「リスクを抑えて投資したい!まとめて複数のファンドに投資したい!」という投資家にも向いています。
予定では、先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)の提供は2020年8月26日から開始されるようです。
まとめ
今回は、クラウドクレジットが新ファンドパッケージ「先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)」の提供を開始するというニュースを取り上げました。
ファンドパッケージとしては第3弾で、
- 為替変動リスクが低め
- 円建てが8割以上
- 先進国通貨に特化
などの特徴があります。
そのためこのファンドパッケージに投資すると、為替変動リスクを極力抑えられるようになっています。
クラウドクレジット初心者の人は、先進国通貨パッケージ(円重視タイプ)から投資を始めてみるのもおすすめです。