おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)はどんなサービス?不動産投資のプロが厳選した高利回り案件

公開日:

2020年9月27日から運営を開始した、不動産投資クラウドファンディングサイト「おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)」。

投資対象となるのは、不動産投資のプロが厳選した物件です。運営会社はAIテクノロジーを駆使した不動産投資コンサルティングを営んでおり、代表取締役は関連書籍を出版するなど、実績や知識は豊富なようです。

また、優先劣後出資方式で投資家のリスクを軽減しており、劣後出資割合(おにぎりファンディングの出資割合)は30%と高め。劣後出資割合が高いと、それだけ投資家のリスクを減らせるメリットがあります。

そして想定利回り(年利)は8%とかなり高く、投資家には魅力的です。

このページでは、

などを詳しく解説していきます。

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)とは

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)は、きらめき不動産株式会社が運営している不動産投資クラウドファンディングサイトです。

2020年9月27日にHPを公開し、同時に会員登録の受付も開始。翌月の10月1日から初号案件の募集を開始しています。

これまでに3案件募集されており、いずれも満額成立しています(HPでは1号・3号案件のみが公開されており、2号案件については公開されていない)。その利回りの高さから、今後はクリック合戦になっていくかもしれませんね。

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)の今後の成長には注目です。

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)の仕組み

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)の仕組みを簡単に言うと、以下のようになります。

投資の流れはほかの不動産投資クラウドファンディングサイトとほぼ変わらず、以下のようになります。

  1. 投資家はONIGIRI FUNDINGに出資
  2. 出資金をもとにONIGIRI FUNDINGが運用対象の不動産を取得
  3. 対象不動産を賃貸し、運用益(賃料収入+売却益)を得る
  4. 得られた利益から、投資家に配当+元本償還を行う

1号案件と3号案件を見ると、神奈川県の不動産が対象となっているので、今後も投資対象は神奈川県の不動産が中心となるかもしれませんね。

おにぎりファンディングの案件を見る

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)の特徴

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)には、

などの特徴があります。

1口1万円から投資可能

おにぎりファンディングでは、1口1万円から投資できます。

もともと、不動産投資を行うにはある程度まとまった資金が必要でしたが、おにぎりファンディングを利用すれば少額で不動産投資を始められます。

気軽に投資を始められる上、少額で投資できるのでリスクを減らせるメリットもありますよ。

運用期間は短め

これまで3案件が募集されており、公開されている1号・3号案件を見ると、運用期間は6か月と3か月。いずれも短めです。


新型コロナウイルスの影響で先行きが不透明な中、短期案件に投資できるのはありがたいですね(一般的に、運用期間が短いほど不動産市況の変動の影響を受けにくいため、リスクは低いとされている)。

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)のメリット

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)で投資するメリットは、

などがあります。

ほったらかしで不動産投資ができる

おにぎりファンディングを利用すれば、ほかの不動産投資クラウドファンディングサイトと同じく、不動産を所有することなく、不動産投資が可能です。

また実物の不動産を取得した際には、以下のような関連実務も必要でしたが、おにぎりファンディングを利用すれば必要ありません。

  • 修繕
  • 入居者の募集
  • 固定資産税などの税金の支払い
  • 建物管理

いったん案件に投資すれば、後は配当と元本償還を待つだけ。忙しい人でも気軽に不動産投資が始められます。

想定利回りが高め

おにぎりファンディングでは、どの案件でも想定利回り(年利)は8%のようです。


想定利回り(年利)3~6%ほどの不動産投資ラウドファンディングサイトが多いので、8%はかなり高いですね。

利回りを高くできる理由として、公式サイトでは「物件を直接仕入れているため、仕入れにかかるコストが低くなる」からとしています。

利回りの高さは魅力的ですね。

優先劣後出資方式でリスクを低減

多くの不動産投資クラウドファンディングサイトで導入されている優先劣後出資方式を、おにぎりファンディングでも採用しています。

優先劣後出資方式には、以下のような特徴があります。

  • 対象不動産に投資家とONIGIRI FUNDINGがどちらも出資
  • ONIGIRI FUNDINGは、不動産価値の30%を出資
  • 損失が発生した場合は、ONIGIRI FUNDINGが優先的に負担
  • 利益は、投資家に優先的に分配

売却時に損失が発生した場合、おにぎりファンディングが優先的に損失を負担する仕組みになっているので、投資家のリスクは低減されています。

たとえば劣後出資割合(おにぎりファンディングの出資割合)が30%の場合、不動産評価額が1000万円から850万円に下落しても、投資家の元本は欠損しません。


しかし優先劣後出資方式は「元本割れしない」と保証するものではありません。劣後出資割合を超える損失が発生した場合(図では300万円を超えると)、元本は毀損します。

おにぎりファンディングの劣後出資割合については、どの案件でも30%と設定するようです。

一般的に、不動産投資クラウドファンディングでは劣後出資割合が20~30%のケースが多いですが、案件によっては異なります。おにぎりファンディングは30%で固定するようなので、大きなメリットですね。劣後出資割合が高いと、それだけ投資家のリスクは軽減されます。

出金手数料が無料

おにぎりファンディングでは、出金手数料は無料です。


出金手数料が有料である不動産投資クラウドファンディングサイトが多いので、無料はありがたいですね。

なお入金手数料については、ほかの不動産投資クラウドファンディングサイトと同様に、投資家負担となっています。楽天銀行や住信SBI銀行などを利用すれば、条件によって他行宛振込手数料が無料になるので、入金手数料を無料にできますよ。

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)のデメリット

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)で投資する上でのデメリットは、

などがあります。

実績が少ない

おにぎりファンディングでは、1号案件が2020年10月1日に募集されてから、これまでに3案件(※)しか募集されていません(2021年4月15日時点)。

(※HPでは、2号案件は非公開の模様)

つまり、実績はかなり少なめ。

なお運営会社のHPによると、「1号・2号案件は無事に運用終了する見込み(2021年2月26日時点)」となっているので、分配・償還は問題なく行われているようです。

今後に期待ですね。

運営会社は未上場

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)の運営会社は、きらめき不動産株式会社です。

きらめき不動産社の基本的な情報は、以下の通り。

会社名 きらめき不動産株式会社
本社の所在地 神奈川県横浜市西区桜木町5-26-12-2F
設立年月日 2008年7月
代表取締役 後藤 聡志
資本金 1億円
事業内容
  • 宅地建物取引業
  • 不動産売買業務
  • 不動産投資コンサルティング業務
  • 収益不動産管理業務
  • 不動産投資セミナー業務
  • 損害保険代理店業務
  • 不動産フランチャイズ「RE/MAX」神奈川・静岡リージョン

きらめき不動産社は、主にAIテクノロジーを駆使して不動産投資コンサルティングを行う不動産会社。

物件情報を独自のデータベースに蓄積して、物件の「収益性」と「資産性」を客観的に評価するスコアリング手法を用いるのが強みのようです。それらの手法を使って資産価値の下落や空室率などのリスクも考慮し、堅実な不動産投資を行っているとのこと。

本社は神奈川県横浜市にありますが、支店は東京、大阪、神奈川県川崎市にもあり、順調に事業を拡大している様子が窺えます。

また代表取締役の後藤氏は、不動産投資に関する書籍を4冊ほど出版しており、知識は豊富なようです。

おにぎりファンディングの運営会社は、不動産投資のプロと言えるでしょう。

ただ、上場企業が運営している不動産投資クラウドファンディングサイトと比べると、信頼性は低いと言わざるを得ないかと。

なお運営会社のHPでは、ケーススタディとして収益不動産や相続不動産の取引事例が紹介されているので、どのような不動産を扱っているのか参考になりますね。

投資する度に入金する必要がある

公式サイトには「出資金の振込先はファンドごとに異なる」と記載されているため、投資する度に入金する必要がありそうです。


少し手間がかかるデメリットはありますが、他行宛振込手数料が無料の銀行口座(楽天銀行や住信SBIネット銀行)を使えば入金手数料を無料にできるので、金銭的な負担はなくせますね。

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)に関する評判、口コミ

実際におにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)を利用している投資家は、サービスについてどう感じているのでしょうか?

良い口コミ、ネガティブな口コミを調べてみました。

良い口コミ

良い口コミには、

などがありました。

利回りが高い

 

やはり利回りの高さは魅力的のようですね。

まだクリック合戦にならない

 


まだ知名度が低いので、利回りが高くてもクリック合戦にはならないようです。穴場と言えるかもしれません。

ネガティブな口コミ

ネガティブな口コミには、

  • 対応が遅い

がありました。

対応が遅い

 


おにぎりファンディング側はおそらく忙しいのでしょうが、問い合わせにはしっかり回答してほしいですね。今後の改善に期待です。

おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)での会員登録の流れ

ここからは、おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)での会員登録の流れを解説していきます。

  1. 会員登録
  2. 出資者登録
  3. ハガキの受け取りと本人確認IDの入力

①会員登録

まず、会員登録を行います。


HP右上の「会員登録」をクリックするか、トップページの「会員登録」をクリックしましょう。

「会員登録」をクリックすると、以下のような「会員登録」のページに移ります。

案内に従って、メールアドレスとパスワードを入力していきましょう。

「入力内容の確認へ進む」をクリックし、問題なければ次のページの「上記の内容で登録する」をクリックしましょう。

クリックすると、登録したメールアドレス宛に「【ONIGIRI Funding】会員登録申請のご確認」というメールが届きます。


メールに記載されているURLをクリックして、会員登録を完了させましょう。

②出資者登録

ここからはメールに記載のURLから、出資者登録をしていきます。


案内に従って、個人情報の入力や本人確認書類のアップロードなどを進めていきましょう。入力する内容が多いので、ページ下にある「一時保存」を利用すると良いですよ。

金融資産とは、現金や預貯金だけでなく、株式、投資信託、債権(社債や国債など)、生命保険(掛け捨ては除く)なども含みます。


次に、本人確認書類のアップロードを行います。

  • 運転免許証
  • 国民年金手帳
  • パスポート
  • 在留カード/外国人登録証明書
  • 健康保険証

から、2点の提出が必須です。

今のところ、本人確認書類の提出方法は画像アップロードだけのようです。


ここで入力する銀行口座の情報は、分配金などを出金した際に受け取る口座です。また、ここで登録した口座からのみ、出資金を入金できます。

なお口座名義人の名字と名前の間に、半角スペースが必要なのでお忘れなく。

「確認画面へ進む」をクリックし、次のページで、記入した情報を確認しましょう。


確認後、「登録申請」をクリックすると、登録したメールアドレス宛に「【ONIGIRI Funding】出資者情報申請を受け付けました」というメールが届きます。

今後の流れは以下のようになります。


③ハガキの受け取りと本人確認IDの入力

その後に行われる審査に合格すると、本人確認IDが記載されたハガキが簡易書留で届きます。

ハガキを受け取ったら、HPにログインして本人確認IDを入力しましょう。

これで出資者登録は完了です。

審査に5営業日ほどかかるそうなので、早めに申請しておいた方が良いですね。

まとめ

2020年9月27日にHPを公開した不動産投資クラウドファンディングサイト「おにぎりファンディング(ONIGIRI FUNDING)」。1口1万円から投資でき、運用期間は短めを想定しているようです。

運営会社は、不動産投資のプロである「きらめき不動産株式会社」。2008年に設立後、AIテクノロジーを駆使した不動産投資コンサルティングを営んでおり、データに基づいた堅実な不動産投資が強みのようです。

また、ほかの不動産投資クラウドファンディングサイトと同様、おにぎりファンディングでも優先劣後出資方式を採用しており、投資家のリスク低減に努めています。

一般的に不動産投資クラウドファンディングでは、劣後出資割合(事業者の出資割合)が20~30%のケースが多く、案件によっても異なります。しかし、おにぎりファンディングでは全ての案件で30%。劣後出資割合が高いとそれだけ投資家のリスクが減るので、大きなメリットですね。

そして想定利回り(年利)を8%に設定しており、投資家には大変魅力的です。まだ知名度はそれほど高くないので、穴場の事業者と言えるかもしれません。

出資者登録の審査に5営業日ほどかかるそうなので、興味がある方は早めに申請しておくと良いですね。

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